ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

結局、見れませんでした。ナイジェリア戦。

オリンピックはサッカーだけじゃないですから、しょうがないです。中国 VS アメリカのバスケ、ベトナム選手が銀メダルを取ったウエイトリフティングなどが中継されていました。午前3時にはまたまたサッカーのブラジル VS ニュージーランドを録画中継していました。ベトナムの人々はハノイで直前合宿をしたブラジルを応援しているのでしょう。


ネットで情報を集めていると、ナイジェリア戦はなかなか見応えのある試合だったようですね。サッカーの面白さは勝ち負けだけではないですから、いい試合をしたチームに拍手を送るのはいいことだと思います。それを踏まえた上で、もう一度確認しておきたいことがあります。今回のオリンピック代表のチームづくりは完全に失敗したということです。


2006年8月、反町ジャパンが本格始動した日中韓3カ国対抗の中国戦をテレビで見て、北京までには大きなスケールを持ったチームが育つだろうと、期待したものでした。この試合ではたしかにチームに勢いがあったのです。思い切りのよいサッカーを展開していました。しかし、それ以降の試合を見る中で、その期待は幻滅に変わりました。
◉【U-21中国代表 vs U-21日本代表 レポート】( J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00036460.html
「この試合で何より新鮮さを覚えたのは、ひたすら走る。ポジションに関係なくチャンスと見るや攻めるフレキシブルな攻撃。また、球際での粘りや前線から追い込みも見違えていた。何よりA代表にも通じるであろう、サッカーの考え方がここでも見られたことだ。選手たちは、ここでのサッカーがA代表に直結することを強烈に意識しているし、既に言葉にも出し始めている。上につながるということ、さらなる目標が見えるということがこれほど選手を明確に駆り立てるものなのかと、目に見えることも新鮮であった」


しかし、このチームに幸運がもたらされました。吉田靖監督率いるU-20代表がカナダで行われたワールドユースで、ベスト16という成績以上に素晴らしいサッカーを見せてくれたのです。それこそ、みんなが待ち望んだ吹っ切れたサッカーです。選手全員がいきいきとプレーするサッカーを見たのです。そして、ここで活躍した選手たちがオリンピック代表にも合流してきました。内田、香川、森重、安田がそうです。以下の文章を見てください。
◉2007年ワールドユース 対談レポート(ストライカーDX)
http://www.soccerstriker.net/html/matchreport/fifa_u20_2007/fifa_u20_2007_jpn_sco_01.html
『「選手が伸びた」と吉田靖監督はいうけど、まさにそういうことじゃないですか? 例えば柏木陽介とか“うまいけど今ひとつ”だった選手が、チームの中で軸として信用できるようになった』

(水道の修理のため一旦休憩)