ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本語会話教室にそろそろ人間関係的なことが…

最近の私は週に5回程、日本語会話教室に行っています。そして、3回に1回は初めて行くクラスで授業をしています。こんな日本人の先生がいますよ的な、顔見せ授業をしているわけです。

ところがです、先週末あたりから問題がではじめました。いくつかのクラスの生徒たちが、「wakita先生に習いたい」と言い出したのです。まあ、日本人に日本語を習いたいというのは、当然かも知れません。日本人だってイギリス人に英語を習いたいと言いますもんね。

そこでスケジュールを組んでいる先生から、「来週から火曜日と木曜日の夜も授業をしてほしい」と言われました。これらの日は英会話学校に行っているので、最初から入れないと言っていた曜日でした。というわけで、この申し出は断ることにしました。しかし、きょうの授業の後でも、また、別のクラスから声がかかりました。

私以外の先生はベトナム人の女性の先生です。みんさん、当然ですが日本語は普通に話せます。他に、先日までは日本人で定年退職後にこちらへ来て、日本語の先生になられた方がおられました。ですが、他の学校でも教えておられるため、別の方を紹介して去られました。日本人はいま、私だけなのです。

きょうは初対面のベトナム人先生と授業前にあいさつを交わしました。そして、DVDがどこで売っているかなど、情報も教えてもらいました。しかし、授業が終わってからその先生と会ったとき、「生徒からwakita 先生の授業を受けたいと言われました」と伝えられたのです。困りました。それだけではなく、「先生はベトナム語はできますか?」と聞かれました。「いえ、全然」と答えたところ、「ベトナムに住んでいるのに失礼ですね」と言われました。「まったくです」、心の中でそうつぶやきました。

「日本人が日本語を話せるのは当たり前でしょう。あなたはなんの努力もしないで先生をやってるNOVA教師みたいなものですよ」と、私は勝手に頭のなかで、いろいろつぶやいてみました。

でもね、日本語だったら、この道40年近いベテランなんですよ。いくらあんたがお勉強したからって、追いつけるようなレベルじゃないくらい、日本語読んで来たんだよ! そのうち、機会があったらビシッと言ってやりますよ。たぶん…