ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本人教師、ピーンチ!

きょう、日本語会話教室に出かける準備をしていると、携帯がなりました。日本語会話教室の先生からでした。「いまからメールを送るので見てください。先生の来週の授業は3回となりました」と告げられました。不動産事業のことを保留にしたままだったので、そろそろなんらかのアクションがあると思っていました。ですが、そんな脅しをかけてくるとは思っていませんでした。このまま、不動産事業の手伝いをしなかった場合、日本語教師をクビにされるのかも知れません。


◉移民政策は積極的に検討すべきだ。(この文章の中程あたりから書かれています)
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20081014/1224008448
『日本語教室を経営している会社が不動産事業をはじめることになりました。そこで、そこの教師である私も手伝えと言われたのでした。ところが、「日本語は通じるが、話は通じていない」ことが判明。不動産事業が成功するのは無理だと思うようになりました』


そもそも日本語教師の仕事をはじめるとき、週3日までにしてくださいとお願いしていました。通勤にも結構時間がかかりますし、英会話学校にも行かなければならないからです。しかし、1回づつお試し授業のようなことをやり、いくつかのクラスを回ったことで、週5日も出ることになってしまったのです。「これから、そちらに行きますから、そっちで話しましょう。私は週3回で構いませんから」、そう言って、私はバス停までの道を急ぎました。


そして、ぎりぎりで日本語教室に着くと、電話をくれた先生から、「メールを見ましたか?」と声がかかりました。私はすぐに家を出たので、見れるわけがありません。「大丈夫ですよ。これからは週3日にしてください」と言うと、「このメールです。見てください」と確認させられました。外されたのは火曜日と金曜日でした。「なるほど、そういうことか」。私にはその2つに心当たりがありました。


ひとつは、以前、「生徒を叱った」という出来事を紹介したクラスです。彼女たちが騒がしいのは相変わらずです。しかし、それ以降、彼女たちは遅刻をしなくなりました。もうひとつは、他の生徒の存在を無視してひとりで話しまくる生徒のいるクラスです。そして、この困った人たちの共通点は、なぜか職員室(というか事務室)によく顔を出すということです。

◉先生、梨は好きですか?
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20080926/1222442025
『さっきまで、日本語会話教室で教えていたのですが、初めて生徒を叱りました。高校生3人と大学生1人、全員女性の教室なのですが、私が時間になって教室に行くと、そこには誰もいませんでした。さびしかったです。そして、5分程遅れて彼女たちは来たのですが、「先生、トイレに行ってきます」と、また出て行ってしまいました。やれやれ』


もしかしたら、これは不動産事業のことは関係なくて、「生徒を叱るのをやめろ」ということなのでしょうか? 私はもう一度、同じ言葉を繰り返しました。「これからは週3日で行きましょう」。すると先生は、「そんなことは言わないでください。生徒のスケジュールが決まらないだけですから」と言いました。どういう意味なのかはわかりません。


ただ、こういう語学学校では生徒はお客さんなわけです。英会話学校でも、イギリス人教師の評価について事務の人が聞きにきたことがありました。生徒の力は強いのでしょう。当然かも知れません。だったら、経営者側の判断を、私も受け入れるしかないように思います。で、それを理解した上できょうもきっちり、そいつらを叱ってやりましたw 


いや、彼女たちが60分以上集中力が続かないことは、私もわかっているのです(夜の授業は90分です)。だから、集中が切れてくると、声をだしてテキストを読ませたり、質問を当ててみたりするのです。しかし、それだけでは追いつきません。どうしたらいいのでしょうね? あとは、「ドラゴン桜」みたいに踊りながら教えるしかないのでしょうか? 長谷川京子にできても、私には無理だなー。