ハノイの日本人

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草なぎ NO.5。

下の『AERA』の記事は、草なぎくんが持つ他のメンバーに対するコンプレックスが、今回の事件を引き起こしたと言いたいようです。草なぎくんは、Smap の「5番目」のメンバーであると繰り返し強調しています。そうですか? 5番目かな?


Smap もブレイクしてから15年近くが経過しています。場合によっては、新鮮味に欠ける存在と思われることもあるこの頃です。しかし、その中で草なぎくんは、唯一フレッシュな印象を与えつづけています。人気がでるのが遅かったからかも知れません。私の印象では、ここ数年一番活躍しているのは、草なぎくんだと思っていました。だからこそ、騒ぎもこれほど大きくなったという気もしています。『AERA 』はなぜ、草なぎくんを「5番目のメンバー』と言いたかったのでしょう?


おそらく、Smap の代表曲『世界に一つだけの花』と関係していると思います。つまり、「No.1になれなくてもいい もともと特別なオンリー1」という歌詞を皮肉りたかったのでしょう。草なぎくんは、No.1でなかったから、お酒に溺れたんだと、そう言いたかったのでしょう。編集者には元『週刊サッカーマガジン』編集長、伊東武彦さんの名前も並んでいます。伊東さんは、そういうことをするタイプじゃないはずです。最後に記事をまとめた方がそのようにされたのでしょう。そういう感覚で記事を作るのってどうなんでしょうね? 私だったら、酒でも飲まないと無理かな。


記事では「社会的な自殺」という、どこかの先生のコメントが書かれています。私もそう思います。壊れるまで「いい人」でいたなんて、この世の中だったら美談でしょう。お疲れさまですと言いたいくらいです。これまでに癒されてきた人もたくさんいることでしょう。取りあえず、ゆっくり休んで欲しいですね。これで芸能生活がダメになったわけではありませんから。草なぎくんは、ガス抜きに成功したんじゃないですか? 肩の力を抜いたらいいと思いますよ。稲垣吾郎も楽になった顔をしてるじゃないですか。


◉草なぎ 剛「淋しき泥酔」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090427-00000002-aera-soci
『03年に余命いくばくもない若者を演じた「僕の生きる道」では9キロ体重を絞って、鬼気迫る演技を見せた。映画では03年にヒット作「黄泉がえり」に主演し、大作「日本沈没」にも抜擢された。「いい人」の代名詞になり、CMの本数も増えた。舞台でも、貴重な存在になった。演劇評論家の梁木靖弘さんはこう言う。「99年につかこうへいの『蒲田行進曲』で大部屋俳優を演じた。痛々しさのようなものがプラスになっていた。ただ、やはり俳優としてはいい人キャラが出過ぎて、引っかかりがない。配役をする時、消去法で残る存在になっていたきらいはあります」舞台で評価されても、あくまで「5番目」という位置づけは変わらない』
『飲酒行動に詳しい兵庫医療大学の磯博行教授はこう言う。「集団で騒いで裸になるのは、学生でもよくありますが、一人というのは異常な行動。普段は平気な量でも、ストレスがかかった抑圧状態で酔いが急速に回ることはあり、まじめな人ほど起きやすい。半ば悪いとわかっていてやったのではないか。気の毒だが、彼の行動は社会的な自殺と言ってもいい」ジーンズなど衣服は、靴とともに、きちんとたたんでまとめてあったという』