ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、続伸も出来高さらに減少。

ホーチミン市場の売買代金は、ピーク時で3兆ドン以上あったわけですが、その後は減少し続けて1兆ドンを割りかねないところまできています。まあ、そのわりには株価は持ち堪えているわけですが。



広瀬隆雄さんがベトナム経済の状況を説明されていました。「問題の多くは驚くほど速いペースで改善しました」と書かれています。私としては、広瀬さんが紹介されているもうひとつの文章の方が気になりました。上のジムさんも出来高の少なさを日々気にされていますが、それですら実体のないものだという話です。あまり強気にはなれませんね。もう少し見守りたいです。


◉政府の大胆な景気刺激策で息を吹き返したベトナム楽天証券広瀬隆雄)
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/hirose/hirose_20090702.html
ベトナム政府は高金利で借り入れをしてしまった企業を助けるために金利補助金制度により低利の貸し出しを実施しています。これは物価が沈静化する中で企業の金利負担だけが高止まりしていると資金繰り困難に陥るからです。この低利借換えを促進するう融資は政府系金融機関経由でいまどんどん貸し出され始めています』


テーミス・トレーディングのジョー・サルージー(外国株ひろば、広瀬隆雄)
http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/07/blog-post_02.html
ジョー・サルージーはインスティネットでずっとカスタマー・ビジネスのエクセキューションをやってきた人で、この世界の第一人者。3分30秒あたりからの議論を耳をかっぽじいてよく聞いてみて下さい。「さいきんのNYSEはじめアメリカの各市場の株式出来高の大半はフィクションだ。ぜんぜん実需じゃない。60〜70%のボリュームはハイ・フリックエンシー・トレーダーがプリントしたもので、機械によるトレードだ』


7月3日(金)
ハノイ株式市場 145.76 -0.24(-0.16%) 

 売買高1345万2200株/売買代金4163億9700万ドン

  2営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は120、下落銘柄数は58。

ホーチミン株式市場 435.44 +1.65(0.38%) *VN-index

 売買高2862万5090株/売買代金1兆251億8900万ドン

 2営業日続伸。上昇銘柄数は81、下落銘柄数は58。海外勢は買い越し。

 主な上昇銘柄は、CIIホーチミン市インフラ、DMCドメスコ医療輸出入、FPT、HAGホアアイン、KDCキンド食品、MPCミンフー水産、NTLトゥリエム都市開発、SAMサコム通信ケーブル、SFIサフィ運輸代理、SJSソンダ工業団地、SSIサイゴン証券、VICビンコム、VVMビナミルク、などでした。


◉HOSE小幅続伸、VCBは大幅続落、商い縮小、海外買越(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/090703042125.html
『米株安もあり、反落して始まったが、第2節に入って急速に値を戻すと、第3節では今日の高値で引けた。商いが少なく、売りが大きくならなかったことで、好業績が期待できる銘柄などに買いが入った。海外投資家も商いを大幅に縮小させたが、買い越しを続けた』