ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ジョン・ヒューズ監督、死去。

昨年話題になったアメリカのドキュメンタリー映画アメリカンティーン』をバンコクで買って来ました。旧市街でも売っているわけですが、やっぱり、ドキュメンタリーを英語で観るのはつらいかと思い、日本語字幕つきを買って来たわけです。



『ウイークエンドシャッフル』での宇多丸さんの話でも聞いていましたが、「これ、本当にドキュメンタリーか?」と思うくらい、まるっきりジョン・フューズ映画のようでした。登場する5人の高校生はバスケットボールの花形プレイヤー、学園のクィーン、イケメン、オタク、モリーリングウォルドみたいな女子の5人です。これって最初から5人だったのでしょうか? それともいっぱい追いかけていて、最後に5人に集約したのでしょうか? ま、とにかくカメラはこの5人の高校最終学年の1年間を追いかけます。モリーリングウォルドみたいな女(ハンナ)には、大親友の幼なじみがちゃんといます。この幼なじみが最後まで幼なじみであることに現実の厳しさを見せつけられました。彼のインタビューがなかったことが非常に残念でした。


◉「ブレックファスト・クラブ」のJ・ヒューズ監督が急死
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-10437820090807
『映画「ブレックファスト・クラブ」や「フェリスはある朝突然に」などの作品を手掛けたジョン・ヒューズ監督が、心臓発作で死去した。59歳だった』



今週『アメリカンティーン』を観て、ジョン・フューズ映画のことを思い出していたのに、まさか監督死去のニュースを見るとは思ってもいませんでした。ジョン・フューズ監督の代表作は『ブレックファースト・クラブ』『フェリスはある朝突然に』などがありますが、それ以外にも脚本・総指揮を手がけた『プリティ・イン・ピンク』『恋しくて』『ホームアローン』などをジョン・フューズ映画として観て来ました。『ブレックファースト・クラブ』なんて、ほとんど学校の自習室(?)からでないで、まったくタイプの違う5人が悩み事打ち明けるってだけの映画ですもんね。実際、私も受験を前にして、普段は話もしないヤツらを含めて、みんなで悩み事を打ち明けたりしてましたから共感しましたよ。



中学生のときに『ブレックファースト・クラブ』の主題歌だったシンプルマインズ『 Don't You 』が大ヒットしてて、それでジョン・フューズのことを知りました。映画館で観たわけではないのでどれを最初に観たかはおぼえていないですけど、監督のクレジットで映画を追いかけた最初がジョン・フューズでした。そう、マコーレ・カルキンで大ヒットした『ホームアローン』もちゃんとョン・フューズ映画でしたよね。R.I.P.