ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本代表、オランダ戦。

ネットで小さい画面ながらも、映像がぶちぶち切れながらも、なんとか観ています。日本はがんばっていますけど、やはり最後のところで点が入りそうにありません。フランス大会でも見せていただいた岡田監督のサッカーです。1回のチャンスで向こうに点を取られ、惜しくも負ける試合、このままではそうなりそうです。テレ朝じゃなくても本田が観たくなってきますよね?



後半はもうやられっぱなしでしたね。0−3の完敗です。でも、それほどの強さを感じたわけでもなかったでしょう。オランダ戦が2試合目だったら、もう少しはやれたんじゃないですか? 時差とかもあるし。やっぱりホームでばっかりやってるとダメですね。それにしても、特にいまの代表チームに対して、なんら印象が変わるような試合ではありませんでした。


あっ、早くも後藤健生さんが批評を書かれていました。読んでおきましょう。


◉評価・解釈の難しいオランダ戦の前半「善戦」をどう評価すべきか(後藤健生コラム)
http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2009090602164102.html
『「これまでやってきた自分たちのサッカーがどこまで通じるのか?」というのがオランダ戦のテーマだった。徹底的に崩されてしまったら、これまでよりも守備に力を入れざるを得ない。フランスに0-5で敗れた後、トゥルシエ監督が守備の再構築を図ったのと同じだ。サイドバックを守備優先で選ぶとか、中盤に守備専門の選手を置くとか、極端な話、スリーバックに変更するとか、さまざまな方法がある。オランダにそれほど崩されなかったとすれば、今まで通りのやり方で、あとはパススピードとか精度を上げていけばいいという結論になる。オランダ戦は、これから9か月にわたる強化の方向を決める大事な試合だったのだ。(中略)だが、後半のある時間帯以降は決定的に崩されてしまったのである。本気ではなかったロッベンファンペルシーには互角に戦っていた内田も、本気のエリアには崩されてしまったのだ。前半は通じて、後半は通じなかった日本の守備。それは、単にオランダが本気だったかどうかによるのだろうか? それとも、前半は普段よりもやや引き気味だったから日本の守備が崩されなかったのか? 冒頭に「評価が難しい」と書いたが、つまり、難しいのは前半の戦い方の評価なのだ。単に前半はオランダが本気でなかったから互角に見えただけなのだとしたら、「これはもうどうしようもない」と結論付けざるをえない。だが、後半、日本が前からプレスをかけに行ったから、それをかわされ、無防備となったサイドのスペースを狙われたのだとしたら、やはりこれくらいの相手と戦うときには、やはり前半のように引き気味で戦って、退屈なロースコアゲームに持ち込むべきだということになる。僕の印象は、単にオランダの本気度だけでもないし、体力的な問題だけでもないというもの。やはり、前からプレスをかけにいくのは危険すぎるのではないだろうか。だから、強い相手と戦うときには、前半のように慎重に守る時間帯を増やすべきなのだ』