ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、大幅続落。

アメリカ株が悪いニュースに反応するようになってきました。ここまで上げて来たわけですから、ニュースをきっかけにした単なる調整という見方もできるでしょう。ですが、このブル相場の前半はよしとしても、後半は明らかに実体をともなわないものだったのではないでしょうか? 米政府は巨額の公的資金をだしており、それによって指標の改善も支えられてきました。しかし、その効果が切れて来たとき、景色は一変するのではないでしょうか?(と言ってたら、NY DAW は反発してきました。)


◉米国株は大幅続落、弱い指標で景気懸念高まる
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-11759920091001
『米株式相場は大幅続落。ダウとS&Pは1日の下げ幅としては3カ月ぶりの大きさとなった。新規失業保険申請件数とISM製造業景気指数が弱い内容となり、景気回復の強さをめぐる懸念が高まった』


◉第2四半期のクレジットカード支払い延滞率、過去最高=米銀行協会
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK856357320091002
『米銀行協会(ABA)によると、第2・四半期のクレジットカード支払い延滞率は、雇用情勢の悪化や所得減少を背景に過去最高となった。ABAによると、消費者ローンの30日以上の支払い延滞率は、第1・四半期の3.23%から3.35%に上昇した。これはABAが1974年に調査を開始して以来最高水準。住宅ローンの支払い延滞率は、3.52%から4.01%に上昇した。支払いが遅れているクレジットカードの割合は4.75%から5.01%に上昇し、2005年春に記録した過去最高となる4.81%を上回った』


◉自作自演の市場回復の果てはブラックホールの恐怖( Murray Hill Journal )
http://wholekernel.blogspot.com/2009/09/blog-post_30.html
『 FHAとは、米国政府の直轄住宅ローン公社【Federal Housing Administration】のこと。FHAは30年代の恐慌最悪期に安定的な住宅購入資金を提供する目的で作られ、現在はHUD(Department of Housing and Urban Development = 米住宅都市開発省)の一部になっている。(中略)この公社の財務がどうやら相当ヤバイことになってきてて、フレディやファニーのように近々救済措置を取らないと破裂しそうなんである。「FHAがヤバい」という話は、実は一年以上も前からForbesとかが結構しつこく記事にして追いかけてて(この記事とかこの記事)、住宅関連資金市場に関わってる者にはよく知られた話だったが、昨年のフレディマックファニーメイの救済措置劇(救済総額1000億ドル)があまりに強烈だったため、それより規模の小さいFHAは、すっかり陰に隠れてしまった感がある。だが、目立たないのをいいことに、今回の記事の初頭に紹介したようなゆる〜〜い融資条件でリーマンショックの後もドンドコ気前良く保証を出し続けてきたのがFHA 』


ベトナム株は久しぶりの大幅続落になっています。きょうのホーチミン市場は3%以上の下落になりました。「ベトナム株情報」の有料情報によりますと、信用で買っている投資家がけっこうな割合でいるそうで、その人たちの投げが大幅下落の一因とのことです。6、7月の調整では20%ほど下落しています。単なる調整で終わるのか注目しましょう。


◉ VN指数 チャート
https://www.vndirect.com.vn/vndirect-online/taindex.jsp?s=VNIndex


10月2日(金)
ハノイ株式市場 177.27  -4.12(-2.27%) 

  売買高4380万900株/売買代金1兆7344億7500万ドン

  3営業日続落。上昇銘柄数は21、下落銘柄数は192。

ホーチミン株式市場 549.73  -19.26(-3.38%) *VN-index

 売買高7726万1520株/売買代金3兆8425億5400万ドン

 3営業日続落。上昇銘柄数は18、下落銘柄数は152。海外勢は売買代金で僅かに買い越し。

 主な上昇銘柄は、AAMメコン水産、ABTベンチェー水産、DQCディエンクワン、KSHハナム鉱産、MPCミンフー水産、PHTフックティエン通商、RDPランドンプラスチック、TS4第4水産、VIPベトナム石油運輸、VISベトイ鉄鋼、VPHバンファットフン、などでした。


◉大幅続落、大幅全面安の展開、海外株安で地合い悪化(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/091002034449.html
『第1節から2桁台の大幅安でスタートした。第2節では一時20ポイント超えて急落。第3節にかけては幾分戻して引けた。日米の大幅安で地合いが悪化した。レバレッジを効かせた投資が売りを強める要因ともなった。海外投資家は大きく売り越した』


ホーチミン取引所(HOSE):大幅続落(ニュース証券)
http://www.news-sec.co.jp/files/2009100219125100.pdf
『2日のホーチミン株式市場は海外市場の下落に影響され下落し、一時20ポイントを超える下げ幅となった。第3節こそ少し戻すものの、全面安の展開』