ハノイの日本人

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ジャニコノ26. 忍者 『 お祭り忍者 』

いま、日曜日にやることになっている子供用の日本語の授業の教材つくりをしています。それで久しぶりに ドラえもんを観ています。映画『のび太とふしぎ風使い』(2003年)です。ドラえもん、めちゃおもろいね! なぜ、ここでそんなことを書いているかわかりますか? もちろん、ジャニーズに関係があるからですよ。のび太 たちが戦う相手の名前が「嵐族」というんです。わるいヤツらですよ〜w 



さて、今週の「ジャニコノ」です。前回は 光GENJI の「名前ソング」『 THE WINDY 』を紹介しました。その後というと 忍者 のデビュー曲『お祭り忍者』でしょうか。曲中には 忍者 という言葉は出て来ませんが、重要な曲なので行きましょう。



私が大学時代に一番よく歌った曲ですw だって、これだけ「歌った!」って充実感がある曲もないでしょう。後半のこぶし効かした歌い方から突然早口になる感じとか、もう本当に好きでしたよ。そのあたりは馬飼野クオリティーですね。そう言えば、ステージがあるカラオケ屋で一度歌ったことがあります。居酒屋なんですけど、階段状になっていて真ん中に歌う場所がありました。ある日オールナイトの映画祭があって、5本連続で上映があったんです。エリック・ロメール『獅子座』も観ました(おもしろかった!)。でも、2本観た時点で疲れて外に出たんですよ。最後の作品が上映されるまでの時間を友人たちと一緒に、飯とカラオケで潰すことにしました。そして、他のお客さんたちの前で『お祭り忍者』を歌ったんです。そしたら、そこにいたみんなが「ワッショイ!ワッショイ!」って掛け声を入れてくれたんです。シビれました。やっぱり高知の人たちは違います。夢のような一夜でした。ま、それはいいw



『お祭り忍者』はもちろん昭和の大歌手、美空ひばりが歌った『お祭りマンボ』(1953年)のリメイクです。『お祭りマンボ』の作詞、作曲は原六朗ですが、忍者バーションは歌詞も編曲もかなり手が加えられています。作詞にはテレサテンの作品で知られる荒木とよひささん。編曲には馬飼野康二さんが参加しています。先ほども書いた通り、とんでもなく起伏の激しい編曲になっています。最高です。



忍者のデビューは美空ひばりが死んでから1年経ってからでした。そして、『お祭り忍者』『リンゴ白書』『おーい!車屋さん』とリメイク3部作を残しています。それ以降のジャニーズでリメイク作品というと、KinKi Kids 『たよりにしてまっせ』がありますね。これは 1956年の笠木シズ子のリメイクです。かなりの衝撃を受けましたw そして、関ジャニ∞冬のリヴィエラ』ぐらいですか。まあ、TOKIO のアルバム全部ジャニーズのリメイクってのもありますけどね。そうだ!発売されてないけど『近畿よいとこ摩訶不思議』もあった。これも「名前ソング」だね。