ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本文化交流センターで雑誌を読む。

きょうは昼からHa Hoi 通りの近所にある『ベトナム日本文化交流センター』に行って来ました。だいたい3週間に1回は行って、日本の雑誌を読ませてもらっているんです。きょうは、『ダ・ヴィンチ』と『 Number 』を読んで来ました。しかし、いつもと様子が違っていましたよ。ベトナムのテレビの収録を行っていたのです。ゆかたを着た女の子他10数名で撮影していました。


ベトナム日本文化交流センター
http://www.jpf.org.vn/tabid/65/default.aspx

ダ・ヴィンチ 2010年 02月号 [雑誌]

ダ・ヴィンチ 2010年 02月号 [雑誌]


まず、月刊誌『ダ・ヴィンチ』から。この本は基本的には書籍やマンガのカタログ本です。ですが、今号は読み応えがありました。山田洋次監督と蒼井優ちゃんの対談。これがよかった。それから上野千鶴子さんの人生相談。恩田陸さんの「幽霊屋敷作品ガイド」。もちろん、これが目当てで読みに行っている山岸凉子先生の『テレプシコーラ』! 今号はローザンヌ・コンクールの決勝が行われていました。既に棄権してしまっている六花(ゆき)の今後については、なにかあるだろうと思わせながら、引っぱり続けていますw しかも、来月は休載! 先生、たのみますよ!



続いて週刊誌『 Number 』の「南アフリカW杯 対戦国研究。」です。これまた読み応えありました。まず、なんと言ってもオシム前監督のインタビューです。田村修一さんがされています。オシムさんはずいぶん心配してくれているみたいです。日本代表の力になりたいという気持ちが伝わって来て、読んでいるうちに涙がでました。あと、対戦国分析では、日本には「怖さがない」という、すでにサポーターにはわかり切っている話を再確認できました。オシムさんだったら「90分間走らせる」も「リスクを取って相手に恐れを抱かせる」もできたことでしょう。もしかしたら、天皇杯決勝の遠藤はこのインタビューを読んでのプレーだったのかも。


日本のメディア関係者は「選手の自信を挫かない」ためにか楽観的な発言が増えて来ています。あと、稲本、福西、宮本のインタビューは読めてよかったです。彼らの精神的な成長は南アフリカでも活かされるかも知れません。南アフリカで惨敗さえしなければ、ドイツの体験も日本代表という存在に奥行きを与える素晴らしい経験だったと言えることでしょう。しかし、彼らが強調する「チームがひとつになれば」という発言には、美しさはあっても中身はないような気がしています。岡田監督のことです。南アフリカには一見ひとつに見えるチームを連れて行くでしょう。結果が伴っていれば、そのチームはひとつのままでいられると思います。でも、、、