ハノイの日本人

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月の恋人、豚丼のナゾを解け 6

いよいよコンペの日です。蓮介 は自ら作品を発表しますが、レゴリス の 風見 は部下にやらせています。これはなにを意味するのでしょう? もしかしたら『月の恋人』では、ストーリーづくりから 木村拓哉 は関わっているのでしょうか? とにかく、コンペのシーンです。


◉ 葉月蓮介(木村拓哉)→ 月9の恋人と言えば キムタク
◉ 蔡 風見(松田翔太)→ 事務所の後輩(嵐?)
◉ シュウメイ(リン・チーリン)→ 木村拓哉 のハリウッド映画 挑戦
◉ 二宮真絵美(篠原涼子)→ フジテレビ
◉ 大貫柚月(北川景子)→ ロンバケ木村拓哉 のファンになった YOU だよ!
◉ レゴリス → ジャニーズ事務所
◉ マストポール社長(長塚京三) → 日テレ
◉ イス、家具 → 連ドラ
豚丼 → ???


蓮介:ではまず、イスのご提案からさせていただきます。
市役所の人:葉月さん、イスはそちらですか?
蓮介:はい。
柚月:なんかすごーく地味なんですけど。ヤバくない?
真絵美:そう…かな…
市のえらい人:ホールを象徴するような 目を惹くイスを1脚という発注ですよね?
蓮介:このイスは目を惹くとかではなく、この町に そして、このホールの象徴にもっともふさわしいものだと考えまして、制作させていただきました。この町には古くから住まわれている方がたくさんいらっしゃいます。そんな方たちが町のあらゆる場所で休憩できるよに、ちょっと腰をおろして コミュニケーションがとれるような そんな場所を求めているんじゃないかと感じたんです。いや、そもそもイスというものは 人目を惹くものではなく、座るためのものではないでしょうか。私どものプランとしましては、こちらのイス1脚のみならず 5脚 10脚と このホールの中、そして 外に散りばめて置くことです。えーっ、このイスなんですが…(イスの模型を取り出す)2脚で1脚になります。3脚でも1脚になります。人と人がつながって行くように、つながります。1脚1脚は安値で上質の素材を使っていますので、そうですね、高校生ぐらいからご年配になるまで、じゅうぶん使っていただけると思います。
真絵美:あとで机もつくるって言ってたよ。
柚月:えっ?
蓮介:今回の制作に関しまして、実は使っていただける方のイメージを より明確にしたかったので、ある人への感謝の気持ちを込めて イスを作ってみました。作ってみて思ったんです。本当の家具作りというのは、使ってくれる人の顔を思い浮かべながら作ることなんじゃないかって。そんな思いを込めてこのイスを作りました。


長いです。しかし、長い演説は『 CHANGE 』にもありました。今後もあると思ったので、全文掲載しておきます。「人目を惹くイス」=「視聴率の取れるドラマ」です。でも、その要求には応えず逆提案です。これからはファンの顔を思い浮かべながら、連ドラの企画を考えて行くと言われています。しかも、予算はあまりないが 高校生からご年配まで、みなさんに楽しんでもらえるドラマを作ると言っています。「キムタク・マニフェスト」でした。しかし、コンペには敗れてしまいました。外でタバコを吸う 蓮介 のところに 風見 がやってきます。


風見:おつかれさまでした。
蓮介:おめでとう。
風見:蓮さん、僕のこと 恨んでませんか?
蓮介:恨んでないよ。オレがお前でも同じことをしてたと思うし。
風見:勝った気がしないんですよ。
蓮介:お前が相手にしてるのは世界だろ? オレとの勝負なんて別にどっちでもいいでしょう。(風見の部下に気づく)風見、お前がどう思ってるか知らないけど、ひとりじゃないからな。
部下:はい。ひとりじゃありません。
蓮介:よろしくお願いします。


素晴らしいシーンでした。「勝った気がしないんですよ」このセリフは 嵐 のメンバーが本当に言ったんでしょうか? 気になる。でも、SMAP と 嵐 にはやはり絆があるんですよ。木村先輩 のこのドラマを ジャニーズの子たちは全員 正座して見とくべきでしょう。さて、次のシーンも素晴らしいです。柚月 のために作ったイスをプレゼントします。(つづく)