『 TOUR 2007 cartoon KAT-TUN II You 』の DVD を見ていて『喜びの歌』と『 Love yourself 〜君が嫌いな君が好き〜』＆『 Going! 』が対になっていると気づきました。検証します。2006年の 赤西仁 語学留学のあたりの出来事表は以前に書きました。今回は脱退するまでの過程を追ってみます。
◉2008年10月28日 赤西仁主演、小林武史監督で映画『 BANDAGE 』の制作発表
◉2009年５月15日〜６月15日 KAT-TUN Break the Records 東京ドーム10days・京セラドーム大阪3days
◉2009年７月22日〜８月23日 KAT-TUN SUMMER '09 Break the Records Tour
◉2009年８月22日 赤西、札幌でのライブでアンコールをボイコット
◉2009年11月25日 赤西、映画の主題歌としてシングル『 BANDAGE 』を LANDS 名義で発売
◉2010年１月16日 赤西主演映画『 BANDAGE 』公開、13日には LANDS としてアルバム『 Olympos 』発売
◉2010年１月19日 赤西、渋谷AX で LANDS としてのイベント出演
◉2010年２月７日〜28日 赤西、日生劇場でソロライブ『 Star Live 友&仁(You&Jin) 』
◉2010年２月10日 シングル『 Love yourself 〜君が嫌いな君が好き〜』発売
◉2010年３月25日 KAT-TUN ５人での国内＆アジアツアーを発表、同時に赤西の LAライブも発表、脱退は否定
◉2010年５月12日 KAT-TUN ５人になって最初のシングル『 Going! 』発売
◉2010年５月２日〜６月27日 KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART1:ARENA TOUR
◉2010年６月16日 KAT-TUN ５人でのアルバム『NO MORE PAIИ』発売
◉2010年６月19、20日 赤西、LA でライブ
◉2010年７月16日〜８月28日 KAT-TUN LIVE TOUR 2010 PART2:WORLD BIG TOUR（日、韓、台）
◉2010年７月16日 ジャニー喜多川社長、赤西の KAT-TUN 脱退を事実上認める発言
◉2010年７月20日 赤西、KAT-TUN 脱退を正式表明「ごめん。ありがとう」
映画『 BANDAGE 』では、赤西仁 が演じる ナツ は バンドのマーネージャーから「あんたソロでやる？ ソロでなにやんの？」と叱られていますw 結構、衝撃的なシーンでした。映画の撮影自体は 2008年で終了していたようです。赤西仁 にとって 小林武史 との出会いは運命の出会いだったのでしょう。ソロ活動への自信も 小林 と話すなかで深めていったのだろうと想像できます。今回は事務所サイドも脱退に向けて 準備の時間が取れたことでしょう。しかし、2006年のときはそうではなかった。なにしろ KAT-TUN がデビューして半年ほどしか経っていなかったからです。ジャニーさんは LA の 赤西仁 に向けて 必死にラブコールを送ります。
♪ 愛してる 愛してる もし君が嫌われても
愛してる 愛してる 人ごみで震えている
帰る場所をなくした君を 守りたいから
これは 赤西仁 が語学留学から復帰した後、最初に発売されたシングル『喜びの歌』の歌詞です。しかし、田中聖 が主演したドラマの主題歌だったため、先に５人で録音したバージョンがテレビで流れていました。つまり、赤西仁がいないことを前提にして作られた最初のシングルだということです。これが ジャニーさんのラブレターに見えるのは、私の妄想のせいでしょうか？ しかし、この歌詞にこたえるかのように 赤西仁 は帰って来たわけです。そして、その後も ジャニーさんは 赤西仁 を守りつづけるわけです。
さて、今年２月に発売された『 Love yourself 〜君が嫌いな君が好き〜』は、赤西仁 が脱退することを前提に作られた曲だと私は考えます。これと次の『 Going! 』は 再び ジャニーさんから 赤西仁 へのメッセージソングとなっているからです。
♪ Love yourself もう無理しないで 心のまま君のまま
輝ける愛届けて 君が嫌いな君が好き
不器用な君でいい 感じるまま風のまま
花のように空に舞って 君が嫌いな君を包む
「君が嫌いな君が好き」というのは「アイドル赤西仁 のことを嫌いな 赤西仁 が好き」という意味でしょう。つまり、アイドルをやめてもいい、赤西仁 が KAT-TUN を抜けることを許すと言ってるのです。それどころか「輝ける愛届けて」とあるので、全面的にサポートすると言ってるんでしょう。本当に ジャニーさんは 赤西仁 を愛してるんだなーとw ですから、私としても いいも悪いもなく 見守るしかないわけですよ。おわり。
