「ジャニコノ40」で『星をめざして』について書いて以来、NEWS が急に気になりだしました。やはり ジャニーズ で軽視していいグループなんてないんですよね。それで アルバム『 pacific 』を何度も聴いてるんですよ。『アリバイ』がお気に入りですけど、気になるのはやはり最後３曲です。『ゴメンネ ジュリエット』『裸足のシンデレラボーイ』『星をめざして』です。３曲とも有名な物語から着想を得てる曲ですもんね。で、真ん中にある『裸足のシンデレラボーイ』が気になるじゃないですか？ なんで「シンデレラ」＋「ボーイ」なんだ？って。そしたら作詞家さんが解説されていました。
◉裸足のサヤエンドウボーイ（zopp 2006年３月22日）
http://yaplog.jp/zopp/archive/341
『シンデレラは普通は女性というイメージがあるんですが、よくスポーツなどで若手の選手が華々しく活躍をし始めるとシンデレラボーイと呼ばれる事があります。まず、そこからシンデレラボーイというフレーズがでてきました。そして、今回の歌詞のコンセプトが都会で夢破れた人が故郷に帰るまでのストーリーだったので、「大切な何かを失った」というフレーズが欲しくて、シンデレラといえば靴だ！！だから裸足にすれば、大切なモノをうしなったイメージが出るな！と思って裸足のシンデレラボーイという言葉が出来、そのままタイトルになりました』
zopp さん 凄いガッツリ解説されていますねw 驚きました。前後の曲との関係はないようです。もしかしたら、この曲から発想して『星をめざして』が作られた可能性はありますが。とにかく『ゴメンネ ジュリエット』を単独で考えて行きます。作詞、作曲、山下智久 になっています。前に『放課後ブルース』のとこでも書きましたが、歌ってる本人の「作詞」はジャニーさんからのプレゼントという説があります。宅八郎 さんのインタビューをしたときにも、その話がでました。なにしろ、時期が時期だけに 山P が書ける詞ではないんですよ。と言うのも、ジャニーズのロミオ 長瀬智也 と バーニング のジュリエット 浜崎あゆみ の物語が終わった時期だからです。
◎2001年８月21日 浜崎あゆみ 化粧品のＣＭ発表会で彼氏ができたことを発表
◎2001年９月２日 長瀬智也「浜崎あゆみさんとは良いお付き合いをさせて頂いてます」と交際を認める
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◎2007年７月13日 浜崎あゆみ 有料会員向け公式ページで「突然ですがっ、恋人とお別れしましたぁ」と告白
◎2007年９月５日 長瀬智也 週刊誌『 non-no 』でロングインタビュー、破局について語る
◎2007年11月７日 NEWS アルバム『 pacific 』発売
破局の理由は２人にしかわからないことですよね。ですが、ジャニーズ事務所が結婚を許さなかったことが主な原因と語られています。そう、だから『ゴメンネ ジュリエット』なわけです。まあ、ビッグカップルの破局ですから、数ヶ月経ってもホットな話題でした。９月頃に作詞をしていたと考えれば なおさらでしょう（ごめんなさい！作詞はもっと前でした！最後に追記します）。そんな状況で 山P が先輩をネタに作詞するなんて無理ですよね？ 「運命なのかな？」って歌詞もありますしw たぶん、破局を願っていた ジャニーさんがうれしくて書いた歌詞だと思うんです。そして、めちゃ力の入った名曲に仕上がっています。
この『ロミオとジュリエット』というテーマが気に入ったんでしょうね。2010年２月には Hey! Say! JUMP『 Romeo & Juliet 』が出てしまうんですよ。これなんか もう怪作ですよ。ジャニーさんにしか作れない！ 悲恋の物語のはずの『ロミオとジュリエット』がめちゃめちゃ明るい。本来、相手の死を追いかけて２人とも死ぬって話ですからね。ジャニーさんの「結婚は許さない！」宣言と言ってもいい曲です。明るさが逆に怖さを感じさせるんですw しかも Hey! Say! JUMP は全身タイツみたいな白い衣装でテレビ出演してましたよ。「お前ら全員 純白！」って感じです。あれは凄かったな。あっ、山P も真っ白な衣装で歌ってますね。意味があるのかもしれません。
追記：ずっと前に見たので忘れていたのですが NEWS のライブ DVD 『 Never Ending Wonderful Story 』には、すでに『ゴメンネ ジュリエット』が収録されていますね。このツアーが 2007年２月からスタートしていますから、作詞は2006年に行われていたと考えるできでしょう。失礼しました！ もちろん「結婚は許さない！」というジャニーさんの思いは刻まれていると思います。
