ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ラオカイ から 中国への国境を越えてみた。

10月1日にビザが切れるので、その日に ラオカイ から 中国側の 河口 へ国境を越えて行って来た。前日、ハノイ駅から夜行列車に乗って出発。8:35分発で1等寝台、33万ドン(1500円くらい)。4ベットの室内にはベトナム人の女子と私だけ。こんなことがあっても問題は起きていないんでしょうかw


女子と言っても幼く見えるだけで 27歳の女性だったんですけど。仕事でラオカイに向かうそうで、同僚がまだ来ないとアセっていました。そして、汽車はそのまま出発。2人きりで夜を過ごすことになりました。私は楽しく過ごしましたし、もちろん、問題になるようなことはしていません。でも、いると思うんだよな… カギもかけられるし… 気になる。


朝5時に ラオカイ に到着。もう 凄い勢いでバイクタクシーやサパ行きのミニバスのおっさんたちが寄って来ます。それを払いのけて国境に向かいました。少し雨が降っており まだ 暗い夜道。早足で歩いていると なんか、めちゃ気分が上がるんですよ! いい朝です。でも、それも長く続きませんでした。


また、バイクタクシーのおっさんがしつこく付きまといます。で、中国の国境と言うのですが、相手は通じない振りをします。定番のネタです。そして、電話に出ろと渡されます。それも通じません。そうやって、こっちを不安にさせて金をむしろうとするんです。そこで相手を怒鳴りつけ、最後まで無視しました(国境までついてきたんです!)。だいたい、ラオカイ にいる外国人が行く場所と言ったら、サパ か 国境しかないのに。しかも駅から国境までは一本道です。河を渡らずにまっすぐ進めばいいんです。駅から出たら右に進みます。40分くらいだったかな?


国境は7時にオープンです。外国人は一番右側のゲートで、それほど並んでいませんでした。ベトナム側をあっさり通過。橋を渡ると通行許可所を持った行商の人たちがリヤカーを引いてずらーっと並んでいます。それを横目で見ながら私は中国側のゲートへ。こちらもほとんど並んでいません。ただし、少し嫌がらせを受けました。1回目、審査を受ける順番になったのですが、「荷物のチェックを受けたか?」と言われ、戻ります。2回目「チェックを受けたカードは?」と言われ戻ります。まあ、並んでる人がほとんどいなかったのでよかったのですが。そして、3回目でやっと審査を受けたんですが、そこで「中国になにしに来たんだ?」と睨まれました!


もちろん、「尖閣諸島の抗議です!」なんて冗談を言える雰囲気ではありません。観光です。大理に行きます。美しいところだと聞きました。などとウソを言い(本当は行きたかったんですけど)、なんとか通してもらいました。いつも厳しいのか、いまだから厳しいのかはわかりませんが。まあ、そんな感じの国境越えでした。


今回の ラオカイ 行きの列車は出発が木曜日であったこと、チケットを火曜日には買いに行ったことで、余裕でチケットは買えました。金曜日はサパで日曜日に開かれるマーケット目当てで観光客が多く、満員でチケットが取れないこともあるそうです。なので、ハノイの旅行社でチケットを手配する人も多いようです。だけど、きょうは月曜日なんですけど、まったくきのうと変わらずマーケットも開かれていますし、そこいらじゅうに物売りの人がいますよ。っていうか、ひっきりなしに「刺繍、買わない?」と寄って来ます。金曜日に出発というのは、旅行社の言い分なのでは? 平日でもいいと思います。