AKB の楽曲については、古臭さしか感じませんが それはそれです。完全にやられました。今年の年間シングルチャート・ベスト10 には 嵐 の楽曲が6曲並びます。それは凄いことですよね? でも、このままだと1位には AKB『 Beginner 』が君臨します。なにしろ初日で 56万枚を超えているのですから。がっかりですね。11月10日発売の『果てない空』でそれを超える秘策でもあれば別ですが…
嵐 には代表曲が必要だと言ってきました。ですが、今年の 嵐 はそれよりも「新曲発売決定!」「チャート1位獲得!」というサイクルを選択したようです。1〜6位まで独占していれば、話題的には凄かったんでしょうけど、1位を他に奪われた場合「戦略の失敗」と言われてもしょうがないわけです。嵐 には問題がないし、作家陣も優秀な人が揃っています。あとは優秀なプロデューサーか… 下の記事は 精神科医 斎藤環 さんの AKB についての文章です。早く続きが読みたい!
◉「AKB」キャラ消費の進化論(1)/斎藤 環(精神科医)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101026-00000001-voice-bus_all
『彼女たちのデビュー当時のことは、いまなお記憶に新しい。なにしろどこからどうみても安直な「便乗アイドル」にしかみえなかったからだ。便乗というのはこういうことだ。2003年に出版された森川嘉一郎氏の著書『趣都の誕生萌える都市アキハバラ』(幻冬舎)や2004年の『電車男』(新潮社)ブームをきっかけとして、当時はちょっとしたアキバブームがメディアを席巻していた。「萌え」や「メイド喫茶」、「腐女子」といった言葉が日常に浸透し、オタクたちが背負いつづけてきた負のスティグマがほんの少し軽くなったかにみえたあのころ。そこへもってきて「AKB48」である。かつて時代の寵児だった秋元康様も、さすがにカンが鈍ったか。便乗するに事欠いて、二次元の街に三次元を持ち込むとは何事だろうか。僕はこの「痛いニュース」を冷笑とともに一瞥し、すぐに忘れてしまった。世間も大方も、そういう見方だったのではないか。当時は想像もつかなかった、このところのたいへんな人気ぶりは、どうにも不可解としかいいようがない』
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◉ 月9ドラマ『月の恋人』徹底解説
〜このドラマは木村拓哉とフジテレビのラブストーリーだった〜
http://p.booklog.jp/book/12196
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