ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本3、中国0 !

なーんだ! 余裕だったじゃないですか。まあ、終わってみたらそんな感じだったんですけど、危ない時間もありました。前半の1点取ってから後は中国の 17番が日本の右サイドをがんがん上がって来てました。そのスピードに対応できず、完全な決定機を2〜3度作られました。でも、中国は決めれず。逆に日本は後半開始から積極的に相手ボールを奪いに行き、それほど連携が取れていたわけではないのにボールを奪取。追加点を入れました。実力の差があったわけではないけど、決定力の差で勝った気がします。



試合内容よりも、チケット入手で苦労しました。もうほとんど諦めていたぐらいです。最初、試合開始2時間前ぐらいにスタジアムに向かって歩いていると、ダフ屋が何人か声をかけてきました。ですが、中国語しか話してくれません。偽チケットを掴まされる可能性もあるので、購入に踏み切れません。近くで食事をして、1時間前にスタジアム前のセキュリティー入口まで歩きました。まだ、人が少なかったのですが、そこで大学生風の男子に声をかけました。


そしたら、すぐに警察が寄って来て怒鳴るんです。怖いです。パスポートチェックを受け、追い払われました。しょうがなく、スタジアムの周囲を1周し、チャンスが訪れるのを待ちました。ですが、どこに行っても警察だらけです。軍隊風の人たちもたくさんいます。サッカーの試合前の雰囲気ではありません。厳戒態勢です。もうホテルに戻らないと中継も観れないなと思ったときでした。日本語が聴こえたんです。


慌てて追いかけて声をかけました。サッカー観戦に慣れている人たちだったので着いて行きました。現地で働いている方のようです。彼らが中国語でダフ屋と交渉してくれ、1枚 300元(4200円ほど)で買うことができました。試合開始10分前。スタジアムまで走ります。ゲートは人が並んでいましたが、試合開始5分ほどからは観れたはずです。最初の得点もちゃんと観れましたから。でも、定価(20元)の15倍も出して観る試合だったのか?
 

3−0になったら、もう中国人たちはどんどん帰って行きましたよ。そう言えば、スタジアムはぜんぜん満員じゃなかったですよね? メインなんてがらがらじゃないですか。それに意味のない緩衝地帯が大きく広がっていて、そこに警察の偉い人みたいなのが座ってました。たぶん、大会の運営者が緩衝地帯の意味をわかってないんでしょうね。日本人サポーターと中国人サポーターがトラブルを犯さないよう、隔離するために空白をつくるわけですよ。なのに、日本人サポーターの一角は中国の人たちに囲まれていました。もちろん、そこも警察が取り囲んでいましたけど。そこに緩衝地帯を作らないと! まあ、ぜんぜんアウェイの雰囲気でもなく、ブーイングしてる人たちに囲まれて私も日本人サポーターを見守っていましたから。中国側も慎重になっているんでしょう。案外、安全な旅となりそうです。