ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

ベトナム株、反落。

恐らく、ベトナムに進出している日系企業でも注目されたであろう 昨年5月に起きた 中国の ホンダ全額出資工場 でのストライキ。やっと、決着したようです。かなりの賃上げが決定されたようで、今後の影響が気になる所です。


ベトナム中銀、信用成長抑制
http://www.news-sec.co.jp/files/2011030216505109.pdf
『昨日(3月1日)、ベトナム中銀はインフレ抑制、マクロ経済安定化、社会保障という目標で、商業銀行に通達を出した。重要な項目は以下のようにまとめられる。1) 商業銀行の信用成長(貸出残高の伸び率)の目標が20%以上である場合、中銀の承認を受けなければならない。2) 不動産、証券をはじめ、非製造部門への貸付割合を2011年6月30日まで22%以下、2011年12月31日まで16%以下に削減しなければならない』


◉ホンダ、中国の工場でのストライキに賃上げで最終合意へ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0302&f=business_0302_177.shtml
『ホンダの広東省仏山市部品工場(南海工場)は1日、昨年5月のストライキの発端となった賃金問題について、労働者との協議の結果、2011年度の賃金を引き上げるとの決定を発表した。南方日報が報じた。ホンダ南海工場と、同工場の労働者代表による賃上げ交渉は3回にわたって行われ、協議の結果、労働者における2011年度の賃金が、1カ月あたり561元(約7000円)ベースアップされることになった。しかし、賃上げ交渉の過程では、労働者代表、企業側の提示するベースアップ額が、それぞれ880元(約1万1000円)、531元(約6600円)と大きく異なっていた。協議では、「労働者らによる46.1%もの賃上げ要求は、当社の許容範囲を超え、負担が大きすぎる」と訴えるホンダ側に対して、「会社の昨年の業績は、前の年よりもよかった。賃上げで誠意を見せろ」などと主張する労働者の両者による、激しい「攻防」があったとも伝えられた』


◉ホンダに牙むく中国労務問題(2010年6月8日)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100604/214770/?rt=nocnt
『まさに青天の霹靂ーー。ホンダが全額出資する自動車用変速機の工場(広東省仏山市)の現地従業員が5月17日、賃金引き上げを求め、何の前触れもなくストライキに突入した。同工場はホンダが中国に持つ完成車組み立て拠点が使用する変速機の大半を供給する。ストによって部品工場は22日から全面的に操業停止。部品在庫が尽きた各地の組み立て工場も24日以降、操業中止を余儀なくされた。会社側は31日に、それ以前の初任給に比べ24%増となる1910元(約2万6000円)の額を提示したが、一部従業員と妥結できず、交渉は難航している』


3月2日(水)
ハノイ株式市場 91.17  -3,99(-4.19%) 

  売買高5398万250株/売買代金7655億4700万ドン

  2営業日続落。上昇銘柄数は28、下落銘柄数は286。

ホーチミン株式市場 457.83  -8.29(-1.78%) *VN-index

 売買高4660万3288株/売買代金9746億2100万ドン

 2営業日ぶりに反落。上昇銘柄数は73、下落銘柄数は152。海外投資家は金額ベースで売り越し。


◉銀行の融資引締加速化し銀行間市場金利が高騰、HNXインデックスは2009年3月以来の92ポイント割れ(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/110302021703.html
ホーチミン証券取引所は銀行の融資引締めが加速化し、銀行間市場金利が高騰したことを嫌気して前日比マイナスで寄り付く。第2節では売りが加速して下げ幅を拡大していく。VNインデックスの下げ幅が10ポイントを越えたあたりでは下値での買いが入ることで下げは一服する。第3節では僅かに買いが上回り下げ幅を縮小したものの、前日比マイナスで取引が終了した』