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中国との国境近隣の街、凭祥(ピンシャン)まとめ1。

今年に入って 凭祥(ピンシャン)へ4回も行きました。情報を書いておこうと思います。バスで行くわけですが、南寧(ナンニン)行きの大型バスで行く方法と、ランソン、ドンダン行きのミニバスに乗る方法があります。南寧 行きの大型バスについては以前に書きました。そのバスに乗り、ベトナム側の国境 ドンダン 近くで降ります。15万ドン(7ドルほど)。ただ、中国側の 友誼関(ユウリングゥアン)までの料金を取られることがあります。その場合 20万ドンです。


◉南寧に行って来た。
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A/20100508/1273325771


次にミニバスですが、ロンビエンのバスターミナルの近辺に 友誼関(ユウリングゥアン)行きのミニバスが数台止まっています。だいたい30分に1本ほど出てるみたいです。今回は 12万ドンでした。国境まで 15キロの ランソンという街で別のミニバスに乗り換えさせられました。2回目に凭祥(ピンシャン)へ行ったときには、ロンビエン橋を渡ってさらに1キロ程東に行ったところにある Gia Lam(ザーラム)のバスターミナルからミニバスに乗りました。ここから国境のドンダンには 8万ドンで行けました。あと、ロンビエン橋を渡って1キロほど行ったあたりのバス停近辺で、走って来るミニバスに乗るのもお薦めです。


ドンダンまでは 170キロほどです。1回休憩を挟み、3時間半程でドンダンに着きます。駐車場からカートに乗ります。1万ドン。で、パスポート・チェックですが、窓口にみんな殺到します。並んで待っていても順番は来ません。気合いで窓口にパスポートを突っ込みましょう。無理なら前の人の肩を叩き、パスポートを置いてくれるよう頼みましょう。そうしておけば、15分程で名前が呼ばれます。


中国側に進んで行くと立派な建物があります。そこで入国カードに記入します。最近は中国側でも嫌な対応は受けません。スムーズです。国境から出ると、タクシーの運転手がやってきます。30元(400円ほど)で 凭祥(ピンシャン)に行くことができます。私はもっと安い宿に泊まっていますが「国際飯店」と書いた紙でも見せれば街に連れて行ってくれるでしょう。その周囲で気に入ったホテルに泊まればいいと思います。ホテルはたくさんあります。もし国境を出たところでバスが待っていれば、それは 30分程かかりますが3元で街まで行きます。



さて、今回の旅ですが、夕方5時過ぎに着いたので人はまばらでした。カートに一緒に乗った中国人のチェンさんが家でご飯を食べて行けと言ってくれました。喜んでついて行きました。中国側でチェンさんを待っていた2人と合流し、国境の敷地内にあった車で 凭祥 へ向かいました。チェンさんの家では おばあさんから子供まで女性が6人と3歳の男の子が1人、すでに食事を始めていました。チェンさんはほとんど英語ができないのでどういう人かわかりませんでした。骨付きの豚肉の煮たのがとてもおいしかったです。他に 蟹のスープと野菜類。どれもおいしく お腹いっぱい食べさせてもらいました。



食べ終わって LG 製の大型テレビの前でニュースを観ながら、お茶をいただきました。お茶の道具を使って正式に入れたお茶を飲ませてもらうことが度々あります。よい香りで本当においしいですよね。いい気分でいたときに、原発のニュースが流れました。中国で放射能が観測された地域が映し出されたんです。「ごめんなさい」と謝っておきました。