ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

イノッチの本を読んだ。2

きのうの続きです。下のは「ジャニーさんがしてくれたこと」というタイトルで書かれた文章です。イノッチがジャニーさんから受けた教育の中で一番重要だったのは「タイミング」だと言っています。その伝え方がまた独特です。


アイドル武者修行(日経ビジネス人文庫)

アイドル武者修行(日経ビジネス人文庫)


『タイミングの善し悪しはステージングに限らず、バラエティやドラマなどジャンル問わずすべてに通じることですが、たとえば待ち合わせで2秒ズレただけでも「ああ見失ったよ、最悪だよー」と言われたりしました。当時は「そんなの僕のせいじゃないのに」と思ってましたが、きっと「本当に凄い奴はそのへんの引きも強い」というのがジャニーさんの持論なのかもしれません。一般的な常識とは違うかもしれませんが、確かに芸能界ってそういうところがあるような気がします。』(書きおろし/ジャニーさんがしてくれたこと)


次、体調管理について。バレーダンサーなどで体調管理が大変だという話はよく耳にします。しかし、ダンスの種類が違っても同じように大変であることが記されています。これはイノッチだけの話ではないんでしょう。大変ですね。


『体重は、ジムに週2〜3回行ってキープしています。僕の場合、ジムは整体とセットで行っています。骨の位置を整えておかないと筋肉がきれいにつかないんですね。しかもショックなことに、病院の先生に「骨は50代だな」と言われたことがあるんですよ。小さいころからアクロバットをやって動きすぎたのが原因だそうです。小さいときは体が動いてしまうし、疲れ知らずだからなんとも感じないんですが、確実にそのツケが現れてきています。たとえば人の背骨って S字を描いているのですが、僕の場合は軟骨がすり減ってしまってほぼまっすぐ。だからバク転すると着地の振動がモロに響く。それを補うために腰の筋肉をつける必要があるのですが、走ると腰に負担がかかるから、ひたすらウオーキング…といった具合です。』(2003年9月/目の前で起きた t.A.t.u. ドタキャン)