ハノイの日本人

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ジャニコノ48. Hey! Say! JUMP『 SUPER DELICATE 』

前回の「ジャニコノ47」で『 Ladyダイヤモンド』は ジャニーズ事務所設立50周年を記念ソングだと書きました。なので、ジャニーズで禁じられて来た「ダイヤモンド」を特別に使い「ジャニーズ事務所が永遠に続きますように」という願いが込められた歌だと思うわけです。



禁じ手と言えば、もうひとつありました。Hey! Say! JUMP『 SUPER DELICATE 』です。作詞:野島伸司、作曲:加藤祐介、編曲:Niklas Edberger です。ドラマ『理想の息子』の主題歌で、そのドラマの脚本を書いた 野島伸司 が作詞をしています。私もドラマを見ましたよ。山田くんの堂々とした演技に驚きました。安定感ありまくりですね。あと、第8話の 風間俊介 も凄かったです! いつか風間くんの演じる『蒲田行進曲』銀ちゃんが見たいです。


でも、引っかかったんですよ。なぜ『 SUPER DELICATE 』なのか? JUMP は昨年6月に発売された『 OVER 』で「通過儀礼」を済まし、大人の歌をうたうグループになっているはずです。なのに「硝子の少年」のごとく繊細なままだったのです。


 ♪ 子供の頃は知らなかった 自分がこんなに臆病だなんて
   泣きたいよ 泣けないよ この胸が張り裂けそうさ


この歌詞を見れば、たしかに大人になっていることがわかります。もう「子供の頃」ではありません。だから『 SUPER DELICATE 』はこれまで存在しなかった大人の「ガラスソング」なのです。この曲にはなにか意味があるはずです。まだ、考え中なのですが書いておきます。


今回、事務所設立 50周年で Hey! Say! JUMPSexy Zone にこれまでの歴史的な曲を連想させる楽曲を歌わせることにした。ジャニーさんの好きな言葉で言えば「青春の光と影」があり、その「光」を Sexy Zone が歌い、「影」を JUMP が歌います。当然、『ガラスの十代』や『硝子の少年』に代表されるような「ガラスソング」も用意することになったわけですが、JUMP はすでに『 OVER 』で「通過儀礼」を済ませています。


しかし、Sexy Zone にしても、それを歌わせるのは早いわけです。「ガラスソング」は「通過儀礼ソング」、つまり初体験の歌なのです。12歳の マリウスには早すぎます! だから、今回は禁じ手だけど「大人のガラスソング」を用意したと。もちろん、JUMP の心は「君」のおかげで壊れずにすんでいるわけです。そして、見事 JUMP の代表作となる名曲『 SUPER DELICATE 』が誕生しました。