昨年末、2015の後半はバンドブームが来ると予想しました。理由はアイドル・ブームが終わりそうだというのと、もう一つは、ワンオクとセカオワでアミューズがバンドブームを仕掛けて来るだろうと考えたからです（もちろん「バンドブーム」と違うかっこいい名称が用意されるでしょうけど）。ですが、本命はそれらのバンドと別にあったようです。定額制音楽配信です。
すでに海外のミュージシャンの話題も出ていますが、CDが売れるよりも彼ら彼女らの収入が減るわけです。なので、定額制音楽配信で知名度を上げて、ライブで稼ぐということになるんでしょう。日本で言うと、ライブで力を発揮するのはやっぱりロックですよね？ 夏フェスも各地で盛り上がってますし。とにかく、電通がSpotify を押さえたことで、日本でも本格的に定額制音楽配信の時代が来るようです。ジャニーズはどうするんだろ？
◉Apple Music、AWA、LINE……盛り上がる定額制音楽配信、どれにする? 旬の6つを試す（小寺信良）
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20150708_710628.html
『ここに来て、サブスクリプション(定額聞き放題)型音楽サービスが立て続けにサービスインしている。5月27日にエイベックス・デジタルとサイバーエージェントが共同で「AWA」をスタート。かと思えば6月11日はLINE MUSICも始まり、アプリのダウンロードは2日で100万件を突破したと伝えられている。一方で、6月8日(米国時間)のWWDCでは、Appleが新サービス「Apple Music」を6月30日から始めると発表。日本でも7月1日からサービスインした。これまでAppleのコンテンツサービスは、日本では遅れがちだったが、同時スタートは喜ばしい事である。一方でAWAやLINE MUSICのサービスインは、「Apple Musicより先に」ということで、前倒しになったと聞いている。さらには世界最大規模を誇るSpotifyも、長い間日本でのサービスは準備中のままだったが、6月15日付で電通デジタル・ホールディングスがSpotifyへの出資を発表(リンク先はPDF)。普通の出資だと言われるかもしれないが、日本からの資本が入ったということは……と妙に期待してしまう』
