先週末、父のペースメーカーの電池交換手術があり、きょうも神戸の病院に行っておりました。病室のテレビで浦和vsC大阪を観てたんですが、後半３−０になって観るのがつらくなり、神戸の試合でもやってないかとチャンネルを替えました。すると、笑福亭鶴瓶、桂文枝（桂三枝）、明石家さんまの３人が映ったんです。珍しい組み合わせじゃないですか？ 桂文枝の芸能生活50周年記念特番でした。めちゃめちゃ面白かったですよ。さんまと鶴瓶がしゃべってるだけで面白過ぎたw
面白かったんですけど、反省もしました。ジャニーズの文章で萩本欽一の凄さについて書いたんですけど、欽ちゃんの前に桂三枝がいたというのは事実としてありますよね？ 欽ちゃんが凄いのは間違いないですけど。『ヤング OH! OH!』は関西ローカルでしたが、三枝も企画・演出をしてましたよ。きょうの番組で気づかされました。東京の作家さんの書いた文章だけを参考にした結果です。申し訳ないです。
桂三枝はMBSヤングタウンという、現在も続くラジオ番組で、鶴瓶、さんまをフックアップした人なんです。それできょうの番組にもその２人が出演しており、自分が本当に面白いと思ったのはこの２人だけと言ってました。島田紳助が三枝を嫌って嫌がらせをしてたという噂を聞いたことがあるんですけど、それはライバルさんまを重用したからというのもあるんですかね？ 他にも、漫才ブームを起こしたB&Bの結成に関わったという話も有名ですよね。
三枝は一発ギャグを武器にしたことでも知られています。有名なのは「いらっしゃ〜い」ですよね。他にも「オヨヨ」というのがありましたが、小林信彦が自身の小説『怪人オヨヨ大統領』などのシリーズから盗んだとして謝罪させられています。三枝としては大河内伝次郎のモノマネから来てると言うのですが。まあ、小林が大人げないって気はしますよね。で、ここからさんまの打ち明け話。
小林の『オヨヨシリーズ』が映画化が計画されたとき、さんまに出演依頼が来たそうです。しかし、さんまさんは断ったそうです。「三枝兄さんに悪いと思って」と言ってました。いい話ですね。実は以前、小林信彦がさんまを週刊文春のコラムで酷評してるのを読んだことがあります。いつ頃だったかな？ まだ大竹しのぶと離婚する前くらい？ 『さんまのまんま』なんて東京では深夜でしかやれない。さんまはその程度とか書いてて驚きました。こんな因縁があったんですね。
