ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

5月13日付 CD シングルBEST 5。

西城秀樹さんが亡くなられましたね。外国人の音楽好きと知り合う度に GACKT&橘高の『傷だらけのローラ』を日本語ロックの名曲として聴かせてます。大好きなんですよ。もちろん小さな頃には『激しい恋』の振り付けを踊ったりもしました。アムネスティのイヴェントでジェイムス・ブラウンと同じステージに立ったのありましたよね? 観たいな。闘病生活もあったし、ちょっと早い気もするけど、お疲れ様でした。




さて、吉田豪さんが最近のハロはEDM要素が過剰で嫌いと言われたり、近田春夫さんが「ハロプロとAKB系の音自体、どんどん見分けがつけにくくなってきている」と文春に書かれたり、これには反論を書かねばと旅の途中で思ってました。でもなー。アイドルって時代の音を取り込むもんじゃないですか? 全部が均一化したら面白くないけど、同じだったら埋没するだけだし、そのうち気づくでしょう。ちゃんとクオリティの高いの作れば私は評価しますよ。


パピロジェとYamakatsuを聴きつつ、アイドルの未来を考えた(近田春夫
http://bunshun.jp/articles/-/7355
『ところで、今回編集から送られてきたのは、九州と中国地方でそれぞれ地元を中心に活動をする女子グループの最新シングルだった。両者を聴き比べて驚いたのは、例えば好みのシンセ音色であるとか、作り込みの技巧的なアピールであるとか、とにかく“打ち込み”へのこだわりや志向がビックリするほど似ていたことである。そして、二作とも、正体を知らずに聴けば、たとえばハロプロ、あるいはAKB関連。どちらかに属するとしか思えぬ東京風な仕上がりで、サウンド/ミックスにはまったくそれぞれのローカルを思わせる特徴的な部分がない。ついでに申せば、そもそもハロプロとAKB系の音自体、どんどん見分けがつけにくくなってきているのも事実で、地方も中央もアイドルグループの商品は、恐ろしい勢いで均質化に拍車がかかっているのかも? とか思ってしまった。うーむ。こりゃ全国的に女子アイドルグループ界、かなりエントロピーが増大してるってことなのかなぁ?』





前にも書きましたが、つんく♂さんがはっきりとEDM路線を取ったのは『One・Two・Three』ですよね? 発売日は2012年7月です。ハロプロは時代の王道を引き受けようと頑張ってきたんです。日本語とリズムの関係で格闘してきた。それから6年近くが経って AKB系の音がハロプロに似てるとか言われても困るでしょう。そもそも私が「 J-POPも EDMを真剣に取り組め」と書いたのは、先行する K-POP に10年経ってからキャッチアップするダサさを回避したかったからです。まんまと10年経ってからやってるんでしょ?


でもこのAKBの新曲をハロプロと同じと言っていいんですか? これ酷いですよね? 音はそれっぽくてもレベルは格段に低い。秋元康がリズムに言葉を乗せるのが苦手なんだし無理ですよ。歌詞も古臭い。K-POPの代表が TWICE や BLACKPINK で、J-POPは AKBや乃木坂ですか? キツい。だからってEDMを批判されても困るけど。選挙が近いのか。まいったなー


アンジュルム『Uraha=Lover』いいですね。作詞、作曲;山崎あおい、編曲:浜田ピエール裕介。鈴木愛理のソロアルバムから『DISTANCE』も聴きましょうか。これも間違いなく批判されるんだろうな。ハロプロだってそのうち笑える楽曲もやると思いますよ。こぶしが・・・





今週の1位は、ドラマ『ブラックペアン』主題歌『この道を』収録CD、2週目の小田和正でした。一方、握手会チャートには、BOYS AND MEN、アンジュルムばってん少女隊i☆Risさとり少年団雨宮天アイマス関連、バンドじゃないもん!、鈴木みのり内田彩、神宿、などでした。ジャニーズが叩かれボイメンがオリコン1位と。女子アイドルもあれが逮捕されて自由競争になればいいですね。


◉5月13日付 CD シングルBEST 5。
1位 この道を/ 会いに行く/ 坂道を上がって/ 小さな風景 / 小田和正(1.4万枚)
2位 Eclipse蒼井翔太(1.2万枚)
3位 アップデート / miwa(0.9万枚)
4位 ODD FUTURE / UVERworld(0.5万枚)
5位 泡沫夢幻・胡蝶刃 〜GRANBLUE FANTASY〜/ ナルメア(M・A・O)(0.5万枚)


オリコン週間CDシングルランキング(2018年05月07日〜2018年05月13日)
https://www.oricon.co.jp/rank/js/w/2018-05-21/