ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』観てきた。『マシーン日記』も。

 

ゲンロンの東浩紀さんが数日前の放送で「そりゃ朝イチで行くでしょう!」的に煽ってたんです。やっぱり行くしかないかと京都の二条駅にあるTOHOシネマの IMAXエヴァ最後の作品『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を観てきました。いいサウンドだったし、絵も綺麗でよかった。朝6:30 から行って、7:30の回を観ました。チケット予約してたから、そんなに早く必要全くなかったんだけど。なんとなく。今日は昼に、京都ロームシアターで松尾スズキ作の舞台『マシーン日記』のチケットが取ってあったんです。だから、本当は舞台のあとでエヴァに行くつもりでした。眠かった。昨日もあまり寝れなかったので。戦闘シーンで寝落ち。ゲンドウが話し出す前に寝落ち。短い時間だけど、面白いのに、いつの前にか意識が飛んでるって感じでした。以下、ネタバレあり!

 

 

そう、東さんたちは朝から映画を観たあと、正午には感想を話す生中継もされた。実は夜になってからもまた話してるみたい。ここで私の感想を書いてから、中継の録画を観ることにします。もう1回観てからちゃんと感想を書くので、今日は簡単に。実はどんな映画になるかを予想してたんです。戦闘は別にして、アスカとシンジの関係を中心にして映画が作られると思ってました。しかし! ちくしょー。おかしいだろ。パラシュートで降りてきてぶつかったのが二人の出会いって。『愛の不時着』じゃねーか。そんな15年前の出来事だっけ? 忘れてたよ。「まごころを、君に」の海辺のシーンをやり直すと信じてました。一応、少しだけ出てきたんです。シンジとアスカは「好きだった」って過去形で話してて、結局マリと。なんか唐突な感じはするけど。実際のところ10年以上も待ってくれる相手なんていないし、まあそんなもんかって感じもある。

 

で岡崎に移動して京都ロームシアター。周囲にいくつかご飯が食べれる店を知ってたので、とりあえず行ったんですけど全部閉まってました。蔦屋書店の上は行列ができてて待ち時間がかなりあったので断念。白川の方で食べました。普段は、ジャニーズ関連の舞台はチケットが取れません。ですが、京都で平日の昼であれば当たるだろうと思い、チャレンジしました。で取れたわけです。関ジャニ∞の横山さんの舞台ですから、1500人は入ってるホールに確認できた男性は7人ほど。そのうち一人は舞台演出で参加しているの大根仁監督でした。出演:横山裕森川葵大倉孝二秋山菜津子です。

 

前半は少し辛かった。出演者の狂った部分を延々見せる感じだったので。でも後半にいろいろ展開があり、この舞台のメッセージ的なものも見えてきました。横山さんは兄が経営する工場のプレハブで監禁されています。女工を強姦したからです。兄は弟を監禁し、その女工と結婚しました。そこに女工の中学時代の担任、秋山が入社します。そして、監禁されてる弟とセックスするのです。この4人が工場とプレハブで繰り広げる会話を中心にした劇でした。

 

結局、4人の中で一番たのしく暮らしてるのは、監禁されている横山さんなんです。なぜなら、目の前にある故障した機械を修理し、目の前にいる女性とセックスし、狂った状況ではあるけど、淡々と日常を送っている。しかし、他の3人は他の人のことばかり気にして狂った行動を繰り返しているのです。どちらにしても狭い世界の話なのですが、その狂気が煮詰まっていくのを観てました。

 

疲れた。寝る。