ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

2021年アイドルソングBEST10。

 

毎年、アイドルソングの名作を紹介するために、年末に BEST10を選んでいます。今年もその季節になったわけですが、発表は断念することにしました。なんか書ける雰囲気ではない。ずっと続けているのに残念です。昨年のは以下から飛べます。だいたいこんな感じでやってました。ここ数年、アイドルソングが豊作すぎて、選ぶのが大変なくらいでした。今年はそれほどでもない。なんか元気がなかった。解散したとこも多い。卒業も多かった。でも、ないないと思ってた割には、結構な数のリストができています。1位だけを名前なしで紹介しときます。

 

 

相変わらずライブにたくさん行ってます。最近の傾向としては、メロディがどうの歌がどうのよりも、まずは会場にどのようなサウンドが響いているか? それを体験しに行ってるって感じです。しかし、こういう聴き方をしていると、ステージ側からも問いかけがあったりするんです。ここ数ヶ月では「歌っているか?歌っていないか?」問題が浮上しました。EDM系だと特にボーカルを加工しているため、歌を事前に収録している方がサウンドがよくなります。面白いライブにそういうのが多かった。で、この情勢に待ったをかけるはずのハロプロに、今年1年まったく元気がなかったので。特にそういう傾向が出たのかも。

 

私は基本的にはしっかりとした歌唱を求めています。練習して少しでもうまくなった人には好印象です。ハロプロが好きなのはそれゆえでしょう。逆にまったく練習していなくて、声が弱々しいとがっかりします。しかし、最近観た4つはその考えを無効にするものだった。どうしたものか。

 

一つ目の1位は、圧倒的なサウンドと世界観を持ったMVで話題になったグループです。楽曲的には質量共に他を圧倒していました。ただし、ライブではサウンドのクリアさが抜群であったにも関わらず、音像的には単調でつまらないと感じました。逆にソロコーナーの曲の方がエッジが効いていたために、サウンド的にもいい感じで楽しめました。グループの方は収録でもいいから歌った方がいいのでは? 少し濁りがあった方がいい気がします。実は、そのグループのメイン・プロデューサーの別ユニットのライブにも行きました。そこでは歌っているか、歌っていないかまったくわからなかった。1曲だけめちゃめちゃボーカルの不安定な曲があって。その感じで行くと、他の曲はうますぎる。一体これなんだ? でも楽しいライブだった。

 

2つ目の1位は、とにかくライブの熱が高まったグループです。素晴らしいサウンドとノンストップのライブが売りで、とてもかっこいい。今年の後半くらいからか? いわゆるフォーメーション・ダンスもやり出して。グループアイドルとしての個性も確立できました。Youtubeでいろいろ観れます。ずっとライブに行きたくて、先月やっと観れました。素晴らしかったですね。ただし、ここもボーカルについては二の次って感じ。とにかく踊る、踊らせるグループなんです。来年はもっと人気が出そう。特に女子は観るべき。

 

あと上位、VTuber問題ですね。あるVTuberのライブに行って、そのサウンドがこれまた素晴らしかったんですけど、ほとんど収録だったんです。でも本当に楽しかった。これも上位に入れたいライブだったな。

 

他にも、声優さんたちがいい曲をたくさん出しました。よくアニメファンが「アイドルよりも声優の方が歌が上手い」と言うじゃないですか。8割くらいは賛同するんですけど、その一方でハロプロファンとしては「でもそれはメロディの歌唱でしょ?」と言いたくもあります。しかし、昨年の1位がそうだったように、今年は結構リズムの歌唱に挑戦する声優さんたちもたくさんいました。来年も上位にきそうです。

 

結構、上位が入れ替わってるんです。新時代突入。こんな感じで続きますね。Spotify にある「アイドル楽曲派宣言」というリストがあります。そこに気に入った曲は並んでいます。観てください。