ハノイの日本人

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グレート・リセットってなに?

 

少し前に話題になっていた大手ストリーミング配信サイトで公開されたバラエティ番組を観ました。新しいチャレンジをしていると聞き、興味を持ったのです。まだ1話の途中までしか観ていませんが、バラエティ番組はこんなことになっているのかとショックを受けました。簡単に番組を説明します。

 

 

日本のドラマや映画は、やたら感情過多な演技で、心情もすべてセリフにすると評判が悪い。そう考える視聴者は、地上波テレビを観るのをやめて、ネット上で海外ドラマを探すようになりました。そのせいかもしれません。地上波では、いよいよ笑いに解説を必要とする視聴者が増えているようです。地上波で人気番組の数々を手がけてきたプロデューサー。彼が今回手がけるバラエティ番組は、ドラマからスタートします。ドラマの途中でお題が与えられ、それをもとに出演者がエピソードトークを繰り広げるのです。そこで笑いを取ったものだけが次回も生き残るゲーム形式。「笑ってはいけない」ではなく「笑わせないといけない」でした。

 

エピソードトークの時間は結構長く設定されており、そちらがメインであると示されます。出演者が繰り出すトーク自体は面白いのもある。しかし、そこに逐一MCの解説がかぶさるのです。ツッコミではなく優しい視線から発せられる解説。その解説という行為に対する違和感で、こちらは面白いのかどうかもわからなくなる。もう私は現在のバラエティ番組について行けないのかも。

 

これは海外にも配信されているようです。それが解説を過剰にしている理由かもしれない。でも国内でしか通じないトークが多い。出演者には、この番組が完全にアウェイで放送されているという自覚がないのかも。ここは日本の地上波ではない。出演者がどういう人かなんて誰も知らない。回を重ねるごとに修正されて面白くなるのかもしれないけど。

 

というわけで、現在の私は、陰謀論や都市伝説系のYouTubeチャンネルばかり観ています。そして、それは「孤独な中年が大好きなコンテンツ」と認定されているのです。ふざけんなよ。観てる私を批判する前に、そこまで信用をなくした政治の方が問題だろうに。剥き出しの欲望に動かされている世界の方が、陰謀論レベルに落ちぶれたのだと知るべきだ。私はそう考えます。でもワクチン接種はしています。3回目も予約を入れました。私は刻印を押された人間なのです。

 

 

 

最近興味を持っているのは「グレート・リセット」です。以前からその言葉は聞いていましたが「どうせ SDGs みたいなもんだろう」と聞き流していました。もう陰謀論を呼び込むために最初からつけたような過剰なワードです。中高生の頃、先生が言ってました。人生はゲームのようにリセットできません。しかし、地球規模のリセットがこれから起きるそうです。まずは上の動画を観てください。オウム真理教信者のマインドコントロールを解除する時にも活躍した苫米地博士は語ります。これから金本位制の復活が起こる!

 

 

私が今回「グレート・リセット」に興味を持ったのには理由があります。みなさんは「有事の円買い」という言葉はご存じでしょうか? 株を買っている人であればよく知る言葉ですよね。戦争が起きた時や、金融危機など、世界的な事件が起こったときの資産の緊急避難先として、安定している通貨、日本円が買われることです。それが今年終わりました。ロシアのウクライナ侵攻が起きたときに、日本円は買われず、逆に現在は円安に傾いているのです。ロシア・ルーブルは既に復活しているのにです。一体、何が起きたのか? これは陰謀論ではありません。実際に起きている事実です。

 

 

しかし、陰謀論はここから始まるのです。円安の原因は何か? そう「グレート・リセット」であると、苫米地博士は言いいます。5月に開催されるダボス会議で通貨制度が久しぶりに変わるという予測です。この動画でも解説されていますが、1971年までは金本位制が採用されていました。ですが、世界経済が活発になり必要な通貨量が金を上回ったために制度は崩壊し、現在の変動相場制に移行しているのです。そして、これから資源を担保にしたデジタル通貨制度に移行するのだと予測されています。それが資源を持たない国、日本の通貨が売られている理由なのです。「苫米地式埋蔵資源担保デジタル通貨」の解説を聞いてください。

 

苫米地さんは、際限のない国債発行による通貨供給は終了したと言われています。日本は大変ですね。