ハノイの日本人

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2022年アイドルソングBEST10。前編2

 

昨日の続きです。1位の文章は下のタイトルをクリックしてください。本日は2位から6位までを書きます。

 

2022年アイドルソングBEST10。前編 - ハノイの日本人

 

 

 

2022年アイドルソングBEST10 

 

 

1位 BEYOOOOONDS

  『英雄〜笑って!ショパン先輩〜』

1位 アンジュルム・ライブ(荒尾文化センター)

1位 MIGMA SHELTER

  『SIX ALICE REMIXD TOUR』

 

2位 RYUTist『(エン)』(アルバム)

2位 SAKA-SAMA『万祝』(代官山UNIT

2位 lyrical school

  『LIVE TOUR  “L.S. ”』(日比谷野音

 

 

3位 戦慄かなの ✖️ かてぃ『悪魔のキッス』

3位 クマリデパート『幸せハッシン!フロムキッチン』

3位 でんぱ組.inc『DEMPARK!!!』(アルバム)

 

 

 

 

 

2位の3曲を観ただけでも、2022年のレベルの高さを感じてもらえると思います。皆さんが想像するアイドルとは違うかもしれない。でもアイドルはどんなジャンルの音楽をやってもいい。その自由さがアイドルの魅力です。でも SAKA-SAMA も リリスクも、聴くと切なくなるな。

 

 

 

 

RYUTist『(エン)』。1位にしないのに言うのもなんですが、2022年を象徴するアルバムだと思います。「アイドル」と一言に言っても、いろんなグループがいます。昨日も NiziU のことを書きましたが、K-POP もアイドルです。でも予算規模が全く違う。恐らく2桁違う。

 

意識する必要がないと思うこともあれば、やっぱり自分たちのグループの個性とは何か? 向き合う必要が出てきます。どこを長所に売り出して行くのか? 今年面白い作品がたくさん出たのには、そういう理由もあると思います。RYUTist は前作『ファルセット』でも、優れたミュージシャンを積極的に起用しました。その延長線上にある楽曲ですが、さらに踏み込んでいる。

 

 

 

 

なんで1位にしない? 圧倒的に凄いアルバムなのに。うーん、仙台でライブを観ました。このアルバムはライブでこそ本領を発揮すると感じました。聴いたことない音の折り重なり方で、凄く興奮したんです。その一方で、メンバーやプロデューサーには、まだ迷いがあるように感じました。アルバムに参加した作家たちの振り切り方に追いついていない。そうではないでしょうか?

 

4人のパフォーマンスは素敵でしたが、このアルバムの楽曲だけで大丈夫? そんなふうにも見えました。もっと消化して、もっとスケールの大きなライブが観れると信じています。つまりもっとくれと。

 

 

 

 

次、SAKA-SAMA の代官山UNIT でのライブ。このグループは2016年に結成され、楽曲の素晴らしさで注目を浴びました。しかし色々あった。2019年、ひとり残った寿々木ここねに加えて、サポートで朝倉みずほが加入。2人体制で積極的にリリースも続けてきました。しかし、この日のライブで朝倉さんがサポートを終了。グループのこれまでを総括するようなライブとなりました。

 

2人の全力を出し尽くす歌唱とダンス、その彼女たちをどーんと包み込むように流れるビートと重低音。この分厚いサウンドを出しながら、ボーカルを潰さない。最高でした。現在は、寿々木さんに新メンバー2人を加えて3人で活動を再開されています。観に行かないとな。

 

 

 

 

 

3つ目、lyrical school 。ここも大きな節目です。2010年にラップアイドル tengal6 として結成。2012年 T-Palette Records 移籍時に現在の lyrical school に。2017年に minan、hime、hinako、yuu、risano の5人体制になり、メンバーが揃う。そして、5人体制が終わったのが、ここに挙げた7月に開催された日比谷野音のライブです。

 

 

 

 

順調に思えた活動は、コロナ禍の中で疲弊していったようです。ひとり残った minanさんは、仲間たちのサポートを得て、最近でた『all-rounder』という曲で、当時の葛藤を作品にしています。個性的な5人が揃ったことで人気を得ましたが、私の印象では5人とも1歩下がった位置からグループを観てるようにも観えました。

 

 

 

 

そのゆるさも魅力だったかもしれません。スキルや楽曲が順調に成長して行く中で、4人は違う道を見つけたのかもしれない。外に目標があった方が良かったのかも。ベタかもしれないですが「ガールズラップグループで初めての武道館を目指す」とか。それが何となくグループを引っ張って行く。いやでも、野音のライブ良かったですよ。カラフルな楽曲が揃っていて。切なくはあるけど。現在グループは新メンバーを募集中です。

 

 

 

 

 

3位 戦慄かなの ✖️ かてぃ『悪魔のキッス』

3位 クマリデパート『幸せハッシン!フロムキッチン』

3位 でんぱ組.inc『DEMPARK!!!』(アルバム)

 

 

 

 

『悪魔のキッス』から。パワーのある曲ですよ。femme fatale の戦慄かなの、Haze の KATY がエイプリルフールのネタとして結成したユニットです。もっと観たいコンビですよね。作詞は KATY、作曲はサクライケンタ。こういう曲が大ヒットしないのが不思議です。

 

戦慄さんのソロも、姉妹ユニット femme fatale も相変わらず素晴らしいです。KATY のバンド、Haze もここに入っていい曲がありますが、今回はここで紹介しておきます。

 

 

 

 

クマリデパート『幸せハッシン!フロムキッチン』です。これはいい曲でしょう。作詞:平野レミ、作曲:サクライケンタです。来年1月末には3rdアルバムが出ます。そして、3月には武道館公演。来年は勝負の年ですね。

 

 

 

 

 

でんぱ組.inc のアルバム『DEMPARK!!!』です。本当にいい曲ぞろいで、かなり力を入れた作品です。それをサウンドが弱いと言って、1位にしないのは少し申し訳ない。でもね、ここはサウンドにこだわる場所なんです。トイズファクトリー自体が、あまりサウンドに興味ないのかも。あのちゃんのサウンドもだんだん弱くなってるし。まじでそこは向き合わないと、会社が傾くよ。

 

 

 

 

レコード的なサウンドをわかる人はたくさんいるんです。それに加えて、K-POP的な現在のサウンドも理解しないといけない。これが案外難しいようです。私もずっと文句言ってるの辛い。

 

『好感Daybook♡』のような名曲があった。作詞は ゆっきゅん、作曲は中村瑛彦です。あと、さらに EP が出ましたね。『でんぱぁかしっくれこーど』。これもいい曲揃ってた。『我ら令和のかえるちゃん!』。でももう少しサウンド・・・面白い音だけど、これはマスタリングかな? アルバムよりはいいけど。誰かアドバイザーを雇うのは?

 

 

 

 

だめだ。3位までしか終わらなかった。

「前編3」に続く ⬇️ 。

2022年アイドルソングBEST10。前編3 - ハノイの日本人