ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

VN-Index が300ポイント台まで下がると予想する人も。

7月のCPI上昇は1.13%に留まる(ベトナム株情報)
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/080724052335.html
「統計総局から公表されたばかりのデータから、7月の全国のCPI(消費者物価指数)は、前月比1.13%の上昇と、年初来最も低い上昇率に留まったことがわかった。5月と6月CPIは、それぞれ3.91%・2.14%上昇していた」

きょうの株式市場で、CPI の発表後から買いがずいぶん入ったと聞いた。たしかにホーチミン出来高はきのうから10倍にもなっている。しかし、7月のCPI がいいことは既にわかっていたことだ。注目はガソリン価格が上がった後の、8月のCPI に移っているはずだ。これをどう予想するかで相場の先行きについて意見が分かれていると私は見ている。海外投資家はこの下げ局面でずっと買越している。株価が安いのは事実なので、長期投資で考えれば拾っておいていい水準なのだろう。

で、きょうは証券会社の担当に、「みなさんは、現在の相場状況をどう見ていますか?」と質問してみた。担当の彼は、口座開設の手続きではミスを連発しているが、相場観については参考になる情報をいつもくれる。「下げはじめたので、当分はダメだと思います。ヘタしたらインデックスで300ポイントなんてこともあるかもしれません」。驚いた。ここまでの弱気とは。300ポイントと言えば、前回6月20日の366ポイントが底ではないと考える人たちが少なからずいるということだ。

理由を尋ねたところ、「インフレ」「不景気」などのキーワードがでてきました。ガソリン価格の値上げ以降、今年の物価上昇が40%まで行くと見ている人もいるそうだ。それと、資材の高騰や金利の上昇で企業の業績もずいぶん悪化しているとのこと。「しかし、ここまでの決算発表を見てると、いいところも多いのではないか?」と質問してみました。「どうですかね? 監査を受けてないとこも多いですから。まだ、法整備ができてないんですよ」。「でも、銀行の決算もよかったでしょ? あれも信用できないの?」「うーん、、、例えば、不動産に投資していた場合、その価値の下落が決算に反映されているかはわかりません」。なるほどー。

現金を持ち込んで、明日から買いに入ろうと考えていた私の気勢は削がれました。というか、外国人は銀行口座を通してしか、株式の売買が出来ないそうだ。なんだ、おばちゃんたちに混じって、馬券買うみたいに株を買うことはできないのか。残念だな。

しかし、私は弱気ではありません。例えば、原油価格がこのまま1バレル=100ドル以下まで下げたらどうでしょう? ベトナムの物価上昇にとってもポジティブな影響を与えるのではないでしょうか? とにかく、8月にはベトナム株デビューできそうです。買うぞー!!!

NY原油先物のチャート(下がれー!!!)
http://www.dojima.ecnet.jp/Es-NYOIL.htm