ベトナムのインフレ率、急上昇し市場に悪影響及ぼす見込み＝アジア開発銀行（７月23日）
http://jp.reuters.com/article/economicIndicatorsAndComments/idJPnTK821321720080723
「アジア開発銀行（ＡＤＢ）ベトナム事務所の小西歩所長は２３日、ベトナムのインフレ率について、国内燃料価格の大幅引き上げによって急激に上昇し、通貨ドンや株式市場に新たな圧力をかけるとともに、恐らく追加の金融引き締めの引き金になるとの見方を示した。／ 所長はロイターとのインタビューで、ベトナム政府がとった景気過熱抑制策や燃料補助金削減の必要性についておおむね賛同しているとしたものの、ベトナム政府が２１日発表したガソリン価格の３１％引き上げに関しては、幅についても、政府が引き上げはないとしていた前言を翻した点でも驚きだったと語った」
1─7月のベトナムの貿易赤字、150.1億ドルに倍増する見通し＝統計局
http://jp.reuters.com/article/economicIndicatorsAndComments/idJPnJS821492720080724
「７月単月の輸出は６２億５０００万ドル、輸入は７０億５０００万ドルで、貿易赤字は８億ドルの見通し。６月の７億３６００万ドルを上回るが、５月の２８億５０００万ドルは大幅に下回る、とみられている」
上のニュースの小西所長の話はたしかにその通りだ。だが、下のニュースはどうか？ 原油価格が６月より上がっていたことを思えば、貿易赤字の削減はうまくいっているのではないか？ それでも、やはり悲観派の意見の方が強そうだ。
