ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

なぜ、39歳にもなって、結婚しないのだ?

きのう日本語会話教室の生徒たちに、お祭りだから遊びに行こうと誘われました。前日、高校生たちから誘われたときは断りましたが、彼女たちは大学の日本語学科に通っている立派な大人なのでオッケーしました(なにか言い訳じみているでしょうか?)。そして、東京から来た友人たちと一緒に少し涼しくなった夕方から旧市街で過ごしました。


友人たちは朝から街を散策していたのですが、どこに行っても吹っ掛けられて、水ひとつ買えなくてグッタリしたそうです。ヒゲをはやしているのと、かっぷくがいいので中国人のお金持ちと間違われたのかも知れませんw 水を買おうとしたら「ファイブダラー」と言われたそうです。ちなみに、私は500ミリのペットボトルなら4000ドン(25円ほど)で買っています。ボルにしても、あんまりでしょう。そこまで強烈な話は初めて聞きました。また、サンダルを買おうとしたときは「テンダラー」と言われたそうです。もちろん、それも買わなかったそうです。


夕方4時に待ち合わせ、みんなでサンダルを買いに行ったり(彼女たちが交渉しても安くなりませんでした)、人気のレモンティーを飲んだりしながらブラつきました。そして夜になり、ホアンキエム湖の北側にある有名なビルの4階にできた日本食レストランで晩飯を食べることにしました。彼女たちはいままで日本食をたべたことがないと言ったからです。


唐揚げや、ししゃも、ポテトサラダ、鉄火巻き、焼きなすなど、居酒屋メニューを頼みました。概ね好評だったようです。しかし、ご飯よりも彼女たちの関心は日本人の結婚観にあったようです。友人たちは質問攻めにあっていました。そして、ここにいる30代の日本人男性3人が3人とも独身なのはなぜかと聴いてきました。厳しい質問です。ベトナム人の感覚では相当おかしいことなのだそうです。私は「日本も20年前はそうだったらしいよ」とか言っときましたw


それでまあ、いつものように、明るい未来が描けないだの、それだけの収入がないだのと、グダグダ言い訳めいたことを語っていたわけです。すると、「ベトナム人の彼女はどうだ?」という質問がでました。私は密かに「チャーンス!」と思いました。以前から聴いてみたいことがあったのです。「日本人はベトナム人の女の子とつき合うと、すぐに結婚しようと言われるので、怖がっています」と言ってみたのです。日本人の間では必ずその話がでますが、私は経験したことがないので、その真偽を確かめてみたかったのです。すると、彼女たちのうちのひとりがそれについては応えずに、「私は日本人にがっかりしました」と真顔で言いました。やっぱり、結婚せまるんだー。


しかし、日本代表としてここにいる私としたことが、大変な失言をしたものです。もしかしたら、明日から日本人の男はダメだと言われることになるかも知れません。これは困ります。私は日本代表を引退しますから、誰か、結婚したい人がいたらハノイまで来て女の子たちを口説いてください。かわいい子がいっぱいいますよー。よろしく。