ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

オタクってなんですか?

水曜の午後は、「ベトナム人に日本文化を紹介するためのblog 」立ち上げのために、日本語学科の学生であるH さんとミーティングをすることになっています。先週は30分の遅刻をしてきた彼女でしたが、今週は1時間半遅刻してきました(なんで増えてんだ?)。


彼女は遅刻はしますが、会って話すとそれなりに得ることも多いのです。がまん、がまんです。「約束は絶対に守ること」「もし守れない時は、事前に連絡をいれること」を確認しました。これからは大丈夫でしょう。そろそろ計画をしてひと月が経ちます。今月中にblog をスタートさせたいところです。


もう一人、協力してくれる人が現れました。L さんも日本語学科の学生です。彼女のいとこがパソコン関係が得意だそうです。土曜日会ってきます。これで大丈夫かな? すでに、1回目の文章は書き終えています。「J-POP」という言葉の説明です。「J」という記号がいつから使われだしたかなどを説明しています。blog がスタートしたら、ここでも紹介します。


そして、その次はH さんとの会話で話題になった「オタクとはなにか?」について書くつもりです。外国人は「オタク」をCOOL だと言い、日本人はキモいと言う。その違いはどこからくるのか? 彼女は劇場版「電車男」を見ているので、そのような話になりました。私は「おたく族」の命名者である中森明夫さんと面識があります。そのあたりの時代のことから、宮崎勤の大量のビデオ、そして、現在の状況などを簡単に説明してみました。


そのとき、彼女は「日本人は大人になってもアニメを見ますか?」と聞いてきました。そこで私は「大人買い」という言葉について説明してみました。大人になって給料をもらい、好きなだけアニメのDVDやCDを買うことです。彼女は驚き、「日本はそんなことで大丈夫ですか?」と聞いてきましたw 3年前だったら、「大丈夫に決まってるでしょう!」と答えたと思います。いまは、、、


ベトナムではやはり、新聞などのメディアで日本のマンガやアニメは規制すべきとの声があるそうです。理由はもちろん、セックスとバイオレンスです。大人が認めるのは「ドラエもん」「ちびまるこちゃん」くらいだそうです。もちろん、私はベトナムの10年後について語りました。日本ではマンガを読む世代が大人になって、大人もマンガを読むようになりました。ベトナムもそうなりますよと。彼女はうーん、、、と考え込んでしまいました。とても真面目なのです。


さて、オタクについて考えているとき、「はてな」で面白い文章を読みました。


◉アニメオタクはアニメに何も貢献していない。むしろ害悪だ(はてな匿名ダイアリー
http://anond.hatelabo.jp/20081118225445
「自分の中でのアニメオタク(特に萌えオタ)に対する嫌悪感が一体何なのかきちんと考えてみた。すると恐るべき結論に達してしまった。これから書くことは正直私も断言して良いものかどうか躊躇している。しかし、アニメ文化の発展のためにも、心を鬼にして書かなければいけないことだ。アニメオタクは何もアニメに貢献していない!」

「オタクはオタク的な想像力から外れるような、例えば『スーパーミルクチャン』や『TAMALA2010』のようなアート的アプローチから生まれた傑作を評価できない。どちらも発売時にはタワーレコードに平積みされ、オタク的想像力は一瞬で敗れ去った。それどころか『フリクリ』をオサレだとかラベリングして嘲笑するほど、子供のような舌でもってクレームをつけて回っているのだ(『フリクリ』はガイナックスが作ったオタクアニメじゃないかという屁理屈が聞こえてきそうだ。ガイナックスは今や庵野の反オタクキャンペーンによってオタク的な人間は駆逐されており、鶴巻は反オタクの急先鋒である)」


ここに出てくるアニメ3タイトル、まったく知りませんでした。ミルクチャンの絵は見たことがありましたけど。wiki によりますと、『「OH!スーパーミルクチャン」は、2000年1月27日から4月13日までスペースシャワーTVWOWOW他で放送されたギャグアニメ。全12話。当初は1998年6月18日〜9月24日までフジテレビ系深夜番組「Flyer TV」内で「スーパーミルクちゃん」のタイトルで放映された約10分の短編アニメ(全15話)。後に2000年より現タイトルにリニューアルされ30分番組となり、おもに衛星放送にて放送』だそうです。そうか、テレビを持ってなかった時の作品か。


で、「TAMALA2010」は2002年に公開された長編映画だそうです。そして、「フリクリ」は、ガイナックスProduction I.Gにより製作されたOVAシリーズだそうです。2005年発売だそうです。3作とも面白そうです。一度、見てみようと思います。でも、あれだけメイド喫茶でアニメの曲聴かせてもらっていたのに、この3作が擦りもしていないのは不思議です。音楽がどれも充実してますから。やっぱり、上で書かれているように好みが相当違うのでしょうね。


スーパーミルクチャン
http://www.supermilk-chan.com/


強烈ですね。「アルプスの少女ハイジ」のオープニングをバックに、石野真子狼なんか怖くない」ですかw しかも、音が素晴らしいですね。私が大好きだったDMX CREW みたいです。シビれました。みなさんは、全部わかりますか? 私は知っているはずなのに、思い出せなくて非常に悔しいです。なんだっけ? この4分割。


Tamala 2010
http://www.tamala2010.com/tamala/04-movie.html