ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

試合の空気を変えれる選手。

きのうの決戦から一夜経ちました。結構、「勝てたはず」という意見が目立っています。たしかに、勝つチャンスはあったように思います。しかし、ホームのウズベキスタン戦を見たときから、オーストラリアの激しい当たりに萎縮する日本代表を想像して、みんなビビってたわけです。それでも、きのうの試合では、オーストラリアが消極的だったのもありますが、やはり、日本代表は怯まず戦っていたと思います。そんなわけで、引き分けでも「よし!」って感じたのでした。いまのチームだったらこんなものだろうと。つまり、期待値が低いんです。でも、金子さんは違います。もちろん、ワールドカップ本大会を考えれば、当然の意見なのですが。



◉選手もファンも“あと一里を越える勇気”を(金子達仁
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2009/02/post_1292.html
『チャンスの数の差は予想していた以上だった。どうやら、ピム監督は知日家であるがゆえに、こちらが考えている以上に日本の力を評価していたらしい。あれだけ消極的なサッカーになってしまえば、マラドーナでもいない限りチャンスはつくれない。だが、笑ったのはオーストラリアだった。結局のところ、日本に足りなかったのは、ほんの少しばかり足りなかったのは、勇気だった』


金子さんは勝つために必要となる「なにか」を「勇気」と表現されています。一方、湯浅健二さんは朝のラジオ番組で「泥臭さがない」という言い方で「なにか」を表現されたようです。であるなら、きのうの試合ではどうすれば「勝利への一歩」を踏み出すことができたのか? 例えば、松井に替えて安田がでていればどうだったか? または、遠藤を前に出し、ボランチ中村憲剛を入れたらどうだったのか? 


つまり、試合の空気を変えれる選手がいなかったと私は言いたいのです。上にだした2人は控えにも入っていませんでした。そんなことを考えると、、、「監督替えろ!」って思うわけですよw  ダメな監督が率いるチームは中心選手がいるかいないかで、まったくサッカーの質が変わってしまいます。ダメな監督は試合の状況を観て、役割に応じた選手を使うことができません。安田より今野。憲剛よりも橋本。逃げ腰のメンバー選出と言ったら言い過ぎでしょうか? 完全にオーストラリアにやられることを前提だったのではないでしょうか? もう、オーストラリアにヒディング監督はいないのです。以前、後藤健生さんは「馬車はかぼちゃに変わった!」と書かれていました。


岡田監督は日本サッカーの偉人ですから、それなりの礼儀は必要ですよ。負けるとこは見たくなかったけど、負けてたら、やはり監督交替があったと思うんです。きのうのイランVS韓国の試合を観ててもそう思いましたが、アジアのサッカーレベルが確実に下がってると感じました。オーストラリアがもっと強ければいいのにと思いました。このままでは、本大会でグループリーグを突破できるアジアの国はなしでしょう。


◉競争がチームを強くする(セルジオ越後原博実)*当日の記事です
http://www5.nikkansports.com/soccer/sergio/75039.html#more
『(中村俊と遠藤がマークされた時、攻撃でカギを握るとしたら誰ですか?)
越後 2人に代わってパスを出せるのは中村憲。中村憲はクラブでやっているのと同じことを代表でもやっている。常に相手DFの裏へのパスを狙っているから、オーストラリアの守備陣は嫌だろうね。
原 中村憲でしょうね。ここ数試合、欧州組がいない中で攻撃において存在感を見せていた。中盤の選手の中ではコンディションもいい。玉田や田中達を走らせることもできる。彼をどのタイミングで、どう使うか、そこも楽しみですね』