ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本文化の救援物資、届く。

久しぶりに日本からマンガ、雑誌、書籍を送ってもらいました。いつもありがとうございます! 今回はいろいろ盛りだくさんなので、まずマンガから行きます。「ボクが好きなのはゲーム女子だけさ!! 現実(リアル)なんてクソゲーだ!! 」という、主人公のセリフも勇ましい「神のみぞ知るセカイ」から。


神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)


昨年の夏くらいにでた作品ですね。少年サンデーで連載中だそうです。これ、あらすじを読んで気になっていました。バンコクと台湾で探したのですけど、どちらにも売っていませんでした。詳しい設定などはwiki ででも見てもらうとして、ごく簡単に説明しておきます。主人公は、ネット界隈で「落し神」と呼ばれる、ギャルゲーの天才という高校生男子です。しかし、彼は「リアル」の世界で、「オタメガネ」と言われるような冴えない存在でした。それが「あるキッカケ」から、自らが通う高校の女生徒を口説く使命を背負うことになりました。それで、不本意ながらも、次々と「リアル」に存在しているかわいい女の子を口説き落として行くことになります。つまり、ギャルゲーの天才が現実世界でもゲームを繰り広げるというファンタジーです。(ここから大幅に書き加えています)


この作品では、2人がキスしたあと、女の子側は口説かれていた期間の記憶を失ってしまいます。主人公はキスしたことで、その女の子を攻略したことになるのです。主人公はゲームをしているかのように、現実世界の女の子を次々に口説き落とします。相手とキスをした後、主人公は達成感を得ながらも、少し寂しそうに描かれています。その相手との恋愛はそこで終わってしまうからです。それは「ゲーム」と「リアル」とがぶつかる瞬間です。しかし、女の子側は記憶をなくしながらも、それ以前とは違う感情を主人公に抱くようになっています。


実によくできた、ご都合主義的な設定ですね。いや、私自身は楽しく読みましたけども、、、それでいて、なんとなく割り切れなさが残るんです(それは私がベトナムに来たことによって起こった変化かも知れません)。このマンガのファンにとって、そういう設定は理想なのでしょうか? これがゲームだったとしたらそんなことも考えなかったでしょうけど。そんな感想を持ちました。まあ、メイド喫茶に通うことで、薄い恋愛の気分だけを味わってる私がエラそうに言うことでもありません。とにかく、その設定のおかげで、主人公はなんの摩擦もなく次のターゲットに向かうことができるわけです。そうやって、次々いろんなキャラの美少女が登場します。主人公がどんどん現実との接点を増やして行き、最終的に「ラストでどうなるのか?」というあたりが見所なのだろうと思います。注目したいです。



そう言えば、少女マンガには安野モヨコ先生の「シュガシュガルーン」がありましたね。あれを読んだときには、ご都合主義だなんて思わなかったな。なんでだろう? 動画はモヨコ先生作詞、小西さん作曲・編曲の素晴らしいエンディングテーマです。


プライド 10 (クイーンズコミックス)

プライド 10 (クイーンズコミックス)

ガラスの仮面 43 ふたりの阿古夜 2 (花とゆめCOMICS)

ガラスの仮面 43 ふたりの阿古夜 2 (花とゆめCOMICS)


少女マンガ界の巨匠2人の作品ですね。どちらも読み応えありました。おもしろかったです。あと、台湾に行ったときに数冊マンガを買いました。「バクマン。1巻」「おおきく振りかぶって 11巻」「3月のライオン 2巻」「海街diary 2巻」「青空エール 1巻」って感じです。