ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

山城新伍さん、死去。

時代の節目には、いろんな人が亡くなるようです。今度は山城新伍さん。70歳ですか。私はトークライブハウス「ロフトプラス1」にいたとき出演交渉をしたことがあります。もちろん、話したのは事務所の方でしたが(残念ながら出演は実現しませんでした)。山城さんと言えば、私の中ではクイズバラエティー『アイアイゲーム』ですかね。あの「チョメチョメ」という言葉で知られる番組です。


クイズがメインというよりは、そこから脱線していろんな話に流れるのがおもしろかったです。島田紳介もでていましたが、司会のスタイルでは相当影響を受けていると思います。「チョメチョメ」とつぶやくと、少し自由になれた気がした小学生の頃のことでした。村西監督が追悼文を書かれています。



山城新伍、我が女房ドノと花園ひろみ・・・そして8月15日(muranishi BLOG)
http://muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi
山城新伍さんは古き良き時代の「映画人」でありました。よい映画を作りたい、と松方弘樹、梅宮辰夫、渡瀬恒彦北大路欣也たちと共同出資してプロジェクト、トム・ソーヤ企画を設立、自からが監督の「せんせい」なる映画を製作したことがございます。何ごとにも大ざっぱな映画人のいいかげんな感覚が災いして、映画撮影途中で軍資金が底をつき中断を余儀なくされたことがございました。そこに救世主として現われたのが当時型破りなTVコマーシャルに自からが出演したことで有名だった原ヘルス工業の原善三郎氏、でございました。4億円の資金協力の見返りに原ヘルスが製造販売する家庭用超音波温水器のCMに出演することになりました。そしてそれがあの有名な、松方、梅宮、渡瀬(これは千葉真一ですね)、北大路、山城氏ご一行が素っ裸になって「日本全国バブルスター」と叫ぶ、なんともユーモラスなCM出演となったのでありました。映画の為ならスッ裸になって裸踊りをすることも厭わない、見上げた活動屋魂でございました。映画への良き理解者を得て、さあこれから先は順風満帆、と思った矢先に原善三郎氏率いる原ヘルスが薬事法違反で摘発、逮捕されて夢はトン座したのでございます。(中略)山城新伍逝く、の報に接し、一代の「映画バカ」の「早死」を惜しむのでございます。合掌』