ハノイの日本人

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岡田監督の講演。

岡田監督の講演内容がアップされていました。これを読んでみれば、岡田監督は素晴らしい人だとわかりますし、話の内容にも納得させられます。本当に尊敬できる人物だと思います。しかし私は、やっぱり、このように言いたくなるんです。「それで勝てるのか?」と。岡田監督は理論で選手を納得させてきたようです。ですが、オシムさんは理論もあった上で、やってるサッカーの魅力で選手をひとつにしていました。もちろん、オシムさんと岡田監督は違って当然なんですが…


今回の講演を許可したことについては、サッカー協会はいい仕事をしたと思います(早稲田閥うんぬんは別にして)。これを読めたことをうれしく思います。岡田監督の考えが非常によくわかりました。勝敗は抜きにして最後まで応援しようとも思えるようになりました。でも、日本サッカーの今後のことを思うと、勝敗抜きでワールドカップを考えていていいんでしょうか? 協会の意識改革が必要なのではないでしょうか? 次の監督は本当にハズせませんよ。


岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/14/news010.html
『「ちょっと待てよ。日本のサッカーの将来が俺の肩にかかっているって、俺1人でそんなもの背負えるかい。俺は今の俺にできるベストを死ぬ気でやる、すべてを出す。でも、それ以外はできない。それでダメなら俺のせいちゃうなこれは。絶対俺のせいちゃう。あいつあいつ、俺を選んだ(日本サッカー協会)会長、あいつのせいや(笑)」と完全に開き直ってしまった。そうしたら、怖いものは何もなくなった』
『(08年8月ウルグアイに1−3で負けた後)「負けるのは仕方がない。でも、このままだと何回やっても同じことの繰り返しだ。どうしたらいいんだろう」ということで考えたのが、明確な共通した目標を持つこと。そしてもう1つは、「このチームはこういうチームなんだ」という“フィロソフィー(哲学)”を作ること。実は僕はどこのチームの監督をやる時でも、フィロソフィーを作っていたのですが、日本代表だけは「たまに集まるチームだから、そんなのやってもしょうがない」と思って作っていなかったんです。そしてこの時、初めてフィロソフィーを作りました。明確な目標はもちろん「W杯本大会でベスト4入ることに本気でチャレンジしねえか」ということ。みなさんはいろんな成功の書とか読んで「目標設定って大事だ」と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事です。目標はすべてを変えます』