ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

岡田監督とサッカー協会についての明快な説明。

「代えない方が不思議」だと西部謙司さんは言っています。その理由も非常にわかりやすいものです。いまの状況では、監督を代えない日本サッカー協会に問題があるという文章です。当然ですよね! ファンを舐め過ぎ!


◉監督続投の不思議(西部謙司 2010年02月24日)
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/02/post_1525.html
東アジア選手権が終わって、岡田監督の解任論が一気に浮上してきた。いろいろな意見が飛び交っている。僕は、代えないほうが不思議だと思っている。理由は単純で、8割ものファンが支持していない監督でW杯は戦えないからだ。惨敗したときのリスクが大きすぎる。犬飼会長は「(監督交代は)リスクが大きい」と言うが、代えないで負けたときのリスクのほうがはるかに大きいと思う。ここで代えないのは、代えられないのではないか。監督の解任論が出てくると、その監督の能力や資質が問題にされる。それは当然ではあるが、そもそも代表監督を任せられた人に能力や資質が著しく欠けているということはまずありえない。監督解任は、だいたい2つの問題が重なると起こる。1つは、期待された結果が得られていない(年俸に見合った働きがない)。もう1つは、選手をまとめられない(マネージメントの失敗)。どちらか1つでも解任されることはある。つまり、世間に解任論が沸き上がった時点で、問われるのは監督の是非よりも協会の判断の是非なのだ』