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ベトナムに「通貨危機」懸念 再び?

たしかに、昨年11月にベトナムドンはドルに対して5%切り下げ。そしてこの2月、さらに 3.25% 切り下げられたわけです。あまりまともな状況ではなさそうですよね? でも、この情報少し遅くないですか? 1月までの話をしていますよね。私も基準金利が引き上げられなかったことを心配してはいるんですけど。なにが起こってるんだろう?


◉PIIGS、STUPIDの次はベトナム
http://newsweekjapan.jp/newsroom/2010/02/post-19.php
『「豚=PIIGS」の次は「馬鹿(STUPID)」――ギリシャの財政危機をきっかけに、デフォルト(債務不履行)リスクの高い国々の頭文字を並べて作った蔑称だ。PIIGSはポルトガル、イタリア、アイルランドギリシャ、スペイン、STUPIDはスペイン、トルコ、イギリス、ポルトガル、イタリア、ドバイ。(中略)問題はPIIGSやSTUPIDにとどまらない。シンガポールの投資リポート「テマセク・ヘッジ」は2月10日、「ギリシャの次はベトナムだ」と警告した。「ギリシャは1月。もう遠い過去の話だ。今われわれが直面しているのは、アジア版のギリシャ悲劇かもしれない」 BRICsに次ぐ有望新興市場として日本でも07年に投資ブームを巻き起こしたベトナムは、テマセク・ヘッジが引用したアジア・タイムスの記事によると、インフレと貿易赤字の増大に悩み、実力以上に高い通貨を必死で支えている状態だ。通貨ドンの公定レートがドルに対して高すぎるため、輸出企業は輸出で稼いだドルをドンに換えたがらない。中央銀行は昨年11月にドンを5%切り下げたが、それでも闇市場での実勢レートと比べるとまだまだ高い。ドンを売って金に換えようとする動きを阻止するために、金取引も停止した。1月にドル建て国債を発行したときは、リスクを反映して高い金利を支払わされた』