ハノイの日本人

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後藤健生さんから岡田監督解任論を唱えていた人たちへ。

後藤健生さんは「岡田監督解任論者」ではないんですよね。でも、このままではダメだと思っている。だから今後のためにも解任論者の人ときっちり論戦をしておきたいのでしょう。で、後藤さんが「本当に心ある人からの岡田監督解任論を!」と言ってるのは誰のことなのか? まず、後藤さんがこれまで何度も論戦を仕掛けてきた大住良之さんではないかと思いました。でも、この前の『 AERA 』の文章を見たら、大住さんは解任しろとは言っていませんでした。「オシムが4年間やっていたら」と語られていますw まったくです! 他は、、、いました! 杉山茂樹さんは「岡田サンの4か月分を、1か月でクリアする人はいる」と解任論を唱えています。杉山さんは「本当に心ある人」とは思われていないのか…? となると、あとは西部謙司さんか。まあ、この前書かれたことがすべてなんだとは思いますが。それでも西部さん、私も待ってますよ!


◉岡田監督解任騒動はどこへ行った?(後藤健生
http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2010031000373802.html
『2月14日に「岡田ではダメ。解任すべきだ」と考える理由があるのなら、3月になっても岡田解任論を唱え続けなければおかしいのではないか、と言いたいのである。要するに、岡田解任論を唱えていた人たちは、きちんとした論理的思考に基づいて言っていたのではないということになるのではないか!ただ、「韓国に負けた。悔しい」という感情論だったのではないか。「バーレーンに勝った。嬉しい」。「だから、岡田監督で結構」という、ただそれだけのことだったのだとしか思えない。そんな一時の感情で解任論を唱えたりしないでほしい。監督解任論が高まれば、選手たちにも多少とも影響を与える。チーム作りにも、岡田監督の求心力にも影響がある。どうか、感情的な解任論でチーム作りを邪魔しないでもらいたいものである。もちろん、本気で岡田監督を解任すべきだと思うなら、それはそれで、論拠を示して、しっかりと論を展開してほしい。ワールドカップまで3ヶ月しかないが、有能で、経験があり、日本の選手についての知識が豊富な監督なら、3ヶ月でチームをまとめることは可能だ。岡田監督の築き上げてきたベースを利用して、そこにいくつかの刺激を与えることによって、チーム力を急激に上げることだって不可能ではない。「監督交代」が、チームに対する最高の刺激となるということは、古今東西いくらだって例はある。12年前、加茂監督を解任して岡田コーチを昇格させる段階で、岡田武史というコーチの監督としての才能に誰も確信は持てなかったが、チームが行き詰っている中で、監督の交代が精神的な切り替えになって、日本代表が再生したのも間違いない。今こそ聞きたい。本当に心ある人からの岡田監督解任論を!』
 

◉監督解任できない事情( AERA鼎談 )
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100301-00000002-aera-soci
オシムの体調が万全ならば、チームが停滞したこの時期に代わる可能性はあった。正直言って、オシムが4年間やっていたらという思いもある。トルシエは時間がかかる。難しい』


◉「2月危機」は乗り越えられたか(大住良之
http://sports.nikkei.co.jp/soccer/column/osumi.aspx?n=MMSPca000004032010
『2月の4試合では得点力不足に批判が集中する中、チームがどんどんばらばらになっていった。岡田監督の下で必死に築いてきた「コンセプト」という“城”が、選手たちの取り組み方の悪さで崩壊の危機に立たされていた。その危機はなんとか乗り越えたように見えた。選手たちは再び「チームコンセプト」の下に結束し、ベストにはほど遠い状況のなかで、とにかくやり抜こうと取り組んだ。それが、前半25分から後半20分にかけてのプレーに表れていた。合計わずか40分間だったが、本来のプレーができたことは、日本代表が再び前進を始めたことの証明だ。守備面では、前線からのプレスが利かないときのばたばたが気になった。攻撃面では、スペースをつくる動きとそれを生かす動きのシンクロが取れず、ひとつのパスで動いている選手の少なさが非常にもの足りなかった。パスミスの多さ、自陣で軽いプレーをしてピンチを招いたMF松井や中村俊のプレーは、ワールドカップでは絶対にあってはならないことだ。課題、改善を要する点はいくつもある。しかし2月の危機を乗り越え、選手たちが前向きに努力を始めたことは感じられた。』


◉「勝利」に重みが感じられない(杉山茂樹
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/archives/2445174.html
岡田ジャパンの戦績は、昨日の勝利で通算24勝12分6敗となった。42試合戦って、たった6敗しかしていない代表チームが、なぜブーイングを浴びなければならないのか。「結果」を出してきたにもかかわらず、8割以上のファンが、岡田サンを支持しないと言い出したのか。単純に考えておかしな話だと言わざるを得ない。「勝利」に、喜びを見いだせなかったからにほかならない。一つひとつの「勝利」に重みが感じられなかったからにほかならない。つまり、勝っても素直に喜べない相手と、岡田ジャパンは数多く対戦してきたことになる』
『(バーレーン戦採点)岡田監督4.5 半分練習試合のような試合だというのに、メンバー交代は実質1人。結果を怖がったとしか言いようがない。先日の騒動で「残り4か月を切った時点で監督を代えるのはリスキー」との意見が出たが、一歩進むのに何ヶ月も費やす岡田サンのような時間の使い方に慣れてしまえば、そう思うのも無理はない。しかし、もう少し時間の使い方が上手い監督は、世界にはいくらでもいる。岡田サンの4か月分を、1か月でクリアする人はいる。代表監督のスタンダードを上げるためにも、一流監督の招聘は必要なのである』