先週はベトナムの VISA を取得するため、ずっとイミグレーションに通っていました。なぜ、そんなことになったのか? 昨年の秋ぐらいから急に VISA が取りづらくなったからです。それまでは半年の VISA を旅行社に頼めば取ることができました。ですが、それが出来なくなったんです。働いていた学校の人に頼んでいろいろ方法を探ってもらっていたのですが、オーバーステイになってしまいました。
結局、テト(旧正月)の前に仕事を休んでイミグレーションに行くことになりました。テトの間はタイに行くことになっていたので、それまでに VISA がどうしても必要だったのです。そして、罰金200万ドン(1万円ほど)を払い、1週間の VISA(35ドル)を取ることができました。そのとき学校の人が、偶然出会った知り合いの旅行社の人にVISA の取得方法を聞いてくれました。タイから帰って来たら「すぐに手続きをしましょう」ということになりました。
帰って来てすぐ、学校の人にパスポートを預けました。ベトナムは2週間までは VISA なしで滞在できるので、それで安心していました。ところが、2週間が過ぎてしまった3月11日になって「VISA は取得できなかったと」知らせが来たのです。理由はわからないとのことでした。パスポートが12日(金)に戻って来て、慌てて15日(月)にイミグレーションに行ったわけです。
テト前に行ったときにも注意を受けた責任者の人に、「君は2度目じゃないか!」と怒られました。まったくです。「でも、ちゃんと手続きをしたんです」と説明を試みました。でも、通じていないようです。とにかく罰金を払えと言われ、また 200万ドンを払いました。そんなこんなで金曜日、なんとか1週間の VISA が下りるようでした。
19日(金)午後3時。イミグレーションの窓口で電話の受話器を渡されました。日本語のできる人が説明をしてくれるようです。その女性は「私はきのうあなたに何度も電話しました。でも、繋がりませんでした。どうしてですか?」と怒っていました。そうなんです。私の携帯は2月で使えなくなっていました。昨年まではなかったのですが、携帯の使用者を登録しないといけなくなったのです。しかし、私はパスポートを VISA 取得のために渡しており、手元に持っていません。当然、登録はできませんでした。
で、なぜ、その女性が私に電話していたか? 「あなたはきょう国外に出ないといけません。飛行機のチケットは持っていますか?」「いえ、持っていません」「では、いまから買ってきてください」「いまですか?」「いまです」「月曜日ではダメですか?」「ダメです」「わかりました」。というわけで、一旦家に帰って Air Asia のチケットを取ろうかと考えました。ですが直前だと往復で3万円ほどかかります。そこで、先日ラオス大使館の横で見たバスを思い出しました。このバスはチケット代が15ドルなんです! 24時間もかかるそうですが15ドルで国外に出れるわけです。バスは 17:30 に出発するそうで、それはさすがに無理なので翌日のチケットを取りました。
イミグレーションが閉まる直前にやっと VISA を取ることができました。やれやれです。でもみなさん、ベトナムの VISA は空港か、近隣国の大使館、領事館で取って来た方がいいですよ。というわけで、私はラオスに VISA を取りに来てるわけです。