ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

2002年 日韓共催 ワールドカップ。前編

これまでのワールドカップ体験を振り返っています。このときは直前まで toto の攻略本を作っていて、その著者や友人6名でワールドカップに参加しました。日本での試合のチケット争奪戦は激しかったので、日本での観戦を早々に諦め、韓国で観戦することにしました。日本のワールドカップ・フィーバーは今からは想像もできないくらい熱いものだったのです。一方、韓国ではほとんどの試合で当日券が発売されていました。物価が違うのにも関わらずチケットを日本と同じ価格設定にしたため、韓国戦以外は満員にならなかったのです。



私はワールドカップ開幕4日前に釜山に入りました。航空券が安かったんだと思います。釜山では『地球の歩き方』にでていた安ホテルに向かいました。ですが、そのホテルには「♨」があり、それは明らかに連れ込み宿でした。道を聞いた OL 風の女性は「本当にここに泊まるの?」って爆笑していました。でも、周りには飲食店がたくさんあり、部屋が少しムーディーなのを除けば、そんなに悪くありませんでした。夕食は近くの豚焼き肉の店に入りました。豚肉がいっぱい盛られた皿と、キムチなどがでてきて 400円という安さでした。そこで前のテーブルにいたカップルの男性の方が話しかけてきました。「私は日本語が話せます。彼女があなたと話したいと言っています」と。


2人はカップルに見えましたが、後から考えるとキャバ嬢とお客という関係だったようです。2人は私の泊まっている連れ込み宿までついてきました。そして、女性の方が「きょうは私の誕生日です。私はあなたとセックスしたいです。その前にお店に行かなければなりません。一緒に来てください」と言いました。凄い口説き文句です。しかも、これは日本語ができる男性が通訳してくれていたのです。かなり微妙な空気が漂っていました。私は断りました。3人で遊んでいる方が楽しいと思ったからです。すると男性は「韓国人を抱くのは嫌なのか?」と聞いてきました。「そんなことはないけど… でも、また明日遊ぼうよ」と言ってなんとか2人を追い出しました。それから4日間、2人と遊んだのです。