ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

アジアカップ優勝! それはいいとして…

アジアカップ決勝について、評論家の方々は以下のように書かれています。よく勝ったけど、オーストラリアの攻撃のあり方は最初からわかってたんだから、最初からそれに合ったやり方があったのではないか?と。なるほどー。でも、今回で 日本、韓国、オーストラリアが、アジアの中でひとつ抜けた存在だと示せたのはよかったですよね。中東もこのままではいられないでしょう。次は7月か。もうひとつ上のクラスで 日本 のサッカーが見せられるか? 楽しみですね。


NPO法人のヨココムさんから『ヨコハマ・フットボール映画祭2011』のお知らせをいただきました。2月19日に横浜で上映会をされるようです。リンク先でチケットの購入方法など情報があります。長野ダービーの『クラシコ』も観たいですけど、この『ロミオ&ジュリエット-フーリガンの恋-』も気になりますね。想像通りのストーリーかもしれないですけど、かなり興味をそそります。



◉ヨコハマ・フットボール映画祭2011
http://yokohamafootballfilmfestival.org/
上映作品:『アイ・コンタクト』『ルド and クルシ』『ロミオ&ジュリエット-フーリガンの恋-』『クラシコ
開催日時:2011年2月19日(土) 12:30〜
開催場所:シネマ ジャック&ベティ(横浜市中区若葉町2-51 TEL045-243-9800)
主  催:ヨコハマ・フットボール映画祭2011実行委員会
共  催:NPO法人横浜スポーツコミュニケーションズ、NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク、株式会社オン・ザ・コーナー



◉「采配」で流れをつかんだアジアカップの優勝(後藤健生
http://www.jsports.co.jp/press/column/article/N2011013017050102.html
『オーストラリアは、準決勝までの5試合で失点がわずかに1点と堅守を誇るチームだった。その強さは、両サイドバック、右のウィルクシャー、左のカーニーにあった。彼らが、相手に簡単にクロスを入れさせないのである。(中略)さて、このように強いサイドバックがいた場合にどうするのか? 守備の強い選手を入れてマークさせるというのも、もちろん「あり」である。だが、こんなとき、イビチャ・オシム監督はいつも言っていたものだ。「攻撃の強い選手相手がいれば、そこから攻撃をしかけていけばいい。ロナウジーニョだって守備に回るようにすれば怖くないじゃないか」と。だが、前半の日本は、ウィルクシャーを長友が「迎え撃つ」形になってしまった。強引にドリブル突破を図ってくる相手なら長友が対応して抑えることもできるが、ウィルクシャーは早めにクロスを入れてくるので長友の守備はそれほど効果的ではない。苦しい展開を一気に変えたのは、後半56分の選手交代だった。(中略)試合後の記者会見でザッケローニ監督が明らかにしたところによると、最初は今野をボランチに上げて遠藤と長谷部のポジションを上げる(つまり、4−3−3に変更)つもりだったらしい。だが、「今野がこのポジション変更に同意しなかった」というのだ。交代にあたって選手の意思を確かめて、それを尊重するところ。そして、それを記者会見で質問されるとそのまま語ってしまうところがザッケローニ監督らしいところだ。そこで、ザッケローニ監督はプランを変更して、今野をサイドバックにして長友を1列上げる交代を選択した。システムは、4−2−3−1のままだ。交代を考えた理由は、右サイドの藤本がチームにフィットしていなかったこと。中盤での推進力が足りないと判断したことだった』


◉ 2011 アジアカップ・・「その後」に気付いたいくつかのテーマ(湯浅健二
http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_4.folder/11_afc_general_1.html
『昨日の決勝戦。オーストラリアの(ホルガー・オジェックによる!)仕掛けイメージは、昨日レポートしたように、うまく統一されていた。そして日本代表は、まさにオーストラリアの仕掛けイメージそのままに、何度もピンチに陥った。そんなシーンを見せつけられた日本サポーターの誰もが、繰り返しフリーズさせられた。それに対して、後半ザッケローニが動く。「オーストラリアの高さ」という切迫した問題を解決するために、「韓国戦の面目躍如モティベーション」に燃える岩政大樹を投入し、同時に、マイティーマウス(日本のロベカル長友佑都の基本ポジションを一つ上げたのです。そして、その采配が(もちろん李忠成の投入も含めて!)ピタリと的中した。とはいっても、ちょっと厳しい言い方をすれば、前半から、オーストラリアの仕掛けイメージは明白だったわけだから(前半の絶対的ピンチで失点していたら取り返しがつかなかったかもしれないという冷静な評価も含め!)もっと早めに対処しなければならなかったかも・・なんていう見方が出来ないこともない。まあ、それもまた結果論にしか過ぎないわけだけれど。(中略)さて次は、この時点でのアジア勢力図というテーマ。それは、昨日のコラムでも書いたし、皆さんも実感として受け容れざるを得なかった「事実」のことです。そう・・、韓国とオーストラリアが、日本に比べて、まだ少しだけ「一日の長」を確保しているという事実のことです』
 

◉いまこそ結果には目を瞑れ(杉山茂樹
http://blog.livedoor.jp/sugicc402/archives/3402802.html
『困ったときの本田頼み。本田がボールを触らないと、全てが始まらないサッカー。これがアジア杯を戦ったザックジャパンの正体だ。彼が大車輪の活躍をしないと、保たないサッカー。その個人能力が発揮されない限り、チャンスは生まれないサッカー。前回も述べたが、これではワンマンチームと呼ばれても仕方がない。ある特定の選手に、ここまで依存するサッカーも珍しい』