ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

TBS『美男ですね』を観た。

キスマイの 玉森裕太藤ヶ谷太輔、Hey!Say!JUMP の 八乙女光 が出演していることで、ジャニーズ・ファンの間で話題になっているドラマ、TBS版『美男ですね』を観ました。この番宣を観ると、柳沢慎吾 に圧倒されますが、ドラマも面白かったです!




韓国版は 2009年に放送されています。現在、日本でも人気の チャン・グンソク や、FTisland のボーカルが出演しています。日本版リメイクの主演は 瀧本美織 です。NHK の朝ドラ『てっぱん』で主演して注目された若手女優です。今回、初めて観ましたが、とてもかわいいですね。なんと元 SweetS だって!



瀧本 演じる美子 は双子の兄の代わりに、人気上昇中のバンド A.N.JELL に入ることになりました。そこでは男として生活しなければなりません。玉森 が演じる天才ミュージシャン 廉 は神経質で潔癖性。どんくさい 美子 を毛嫌いします。でも、次第に… って話らしいです。第1話は2時間強という放送時間で、韓国版の第1話、2話+オリジナルという感じでした。廉 が 美子 が女であることに気づき、さあどうなるってとこまで来ています。


これを見終えた後、韓国版も第2話まで観たんです。中国語字幕だったので細かいところまではわかりませんが、だいたいの雰囲気は掴めました。上に書いた簡単なあらすじを聞いただけでも、少女マンガの影響を感じますよね? 『 NANA 』+『 花ざかりの君たちへ』。それに加えて、宮崎あおい リスペクトのような映像もありました。映画『初恋』で現金輸送車を止めるシーンがありましたよね? 「シスターをわざわざスクーターに乗せる理由はなんだろう?」と考えていたらそういうシーンが登場したんです。



もちろん、クールな天才が どじっ子を好きになって行くというのは『イタズラな Kiss 』でも描かれた、少女マンガの王道でしょう。話がすっきりしている分、フジテレビ版『花君』よりも面白かったと思います(もちろん、堀北真希主演の方ね)。ただ、チャン・グンソク と比較される 玉森裕太 は大変ですね。韓国版は 日本のビジュアル系、例えば、YoshikiGacktHyde など、かなりクセのある人物をモデルにしたと思うんです。でも、日本版の方は映画版『 NANA 』の 松田龍平 が演じた レン をモデルにしたのでしょう。悪くなかったです。第2話も楽しみですよ。
 

そうだ! 大事なことを忘れてた。日本版のオリジナルストーリーの方は現実を想像させるような内容でしたよ。事務所の社長が ジャニーさんのような話し方をするのも気になったんですけど、後半は養護施設を慰問する話だったんです。でも、石坂浩二演じる園長が以下のようなセリフを吐くんです。


「以前来たアイドル歌手の方に痛い目にあいました。チャリティーとは名ばかりで、数曲歌って、取材に来たカメラの前以外ではニコリともせずお帰りになった。子供たちはそういうところ敏感ですからね。子供たちの気持ちを売名に使うなど、私は絶対に許せない!」
 

それだけではなく、ネットに偽善者だって書き込むと脅されます。その後 八乙女くんのセリフでは「ただでさえ俺たち、ネットで結構悪口言われてるんだよね」と言ってました。亀梨くんが慰問先で騒がれた話も、はしゃいで取り上げたメディアがありましたね。Marching J 頑張って続けてもらいたいです。