ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

大塚英志さんの電子書籍が100円で売られている。

ニコ生で毎月放送される大塚英志さんの『未来まんが研究所』を楽しみにしています。大塚さんが大学の授業でどのようなことをしているかを中心に話されているのですが、それ以外にも物語の構造を把握して、それを基に作品をつくる授業をされています。そして、その番組にあわせて大塚さんの原稿をいくつかセットにした電子書籍が発売されているのです。


◉未来まんが研究所
http://ch.nicovideo.jp/channel/mirai-manga-labo


サイトの上の方に『月刊 未来まんが研究所』という電子書籍のバナーがあります。今回は『「いじめ」と「独裁者のいないファシズム」という岩波の月刊誌『世界』でボツにされた原稿も収録されています。そのボツ理由もかなり面白かったですw ちょっとだけ、大塚さんが「いじめ」をどのように解釈されているかを書き写しておきます。


「いじめ」とはつまりは「空気を 読む」という生き方を子供たち自身が行ってしまっているとい う悲しき事態だ。言い方を変えれば誰かが抜駆けて「個」にな らないように互いに監視しあうシステムに他ならない。