ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

山下達郎さんが語る現在のサウンド。

HALさんがコメントで教えてくれた 山下達郎 HMV のインタビューです。ここで現在の R&B に代表されるような「あの音」について解説されています。K-POP にできて、J−POP に出せなかった「あの音」です。Kis-My-Ft2『 Shake It Up 』では出せていたので、もう気にする必要はないと思っています。あの音ばかりを聴きたいわけでもないですからね。


OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)

OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限定盤)


山下達郎 『OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜』
http://www.hmv.co.jp/news/article/1208200027/?site=mailmagjp
『アナログ・コンプレッサーっていうのはピークを叩いて圧縮するんです。ではデジタル・コンプレッサーっていうのが何かと言うと下を上げる。なぜならデジタルって上が決まっているから。CDって44.1kHzの16bitでしょ?127dBまでしか入らない。127dB以上はクリッピングと言って潰れちゃうんですよ。それ以上いくらやっても上がらない。そこで何を考えるかというと下を上げる。今のヒット曲や海外のR&Bを聴くと、音が前に貼り付いてるんですよ。上の8bitくらいしか振ってないようなね。つまり下が無いんですよ。下があると、聴感的に弱く聴こえるから。だからデジコンかけまくって、どんどんどんどん前に出すんですよね。それが今のレヴェル戦争と言われるもので。』