ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

日本は過去25年の緩慢な死から抜け出そうとしている。

広瀬隆雄さんが CNBC で放送された ジョージ・ソロス のインタビューを紹介されています。そこでは日銀の政策が間違っていたことで「過去25年間、日本は緩慢な死への道を辿ってきた」と語られています。もちろん、それだけの長期間冷え込んでいたわけですから、デフレ脱却にはかなり激しい政策を行う必要があるわけです。そして、それを評価しながらも今後の不安になると語っています。


◉「黒田にそんなガッツがあるとは誰も信じなかった」ジョージ・ソロス広瀬隆雄)
http://markethack.net/archives/51869882.html
『CNBCがジョージ・ソロスにインタビューしています。今、日本に起きていることを世界的な視点から理解する上で重要な、そして我々個人が今度、どう行動すべきかに関して示唆に富む発言なので、抄訳しておきます。(中略)それはそうだ。だからこそ、何かドラマチックなことを打ち出して、庶民が無視できないような事を引き起こす必要があるのだ。実際、日本人は活性化されている。日本に行くと、人々は興奮している。なぜなら過去25年間、日本は緩慢な死への道を辿ってきたからだ。いま、日本はそれから覚めた。面白いのは今、欧州は日本を緩慢な死へ追いやったような政策を、いま採用しようとしている点だ。(中略)活用されていないリソースに注目すべきだ。レバレッジを落とす過程で、デフレが生じると、それは失業を招く。そして資本も活用されない。人々はリスク回避姿勢になり、キャッシュを貯め込む。量的緩和政策や財政政策でそれらを是正することはできる。』