ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

秋元の歌詞を読ませるとか・・・

毎日、リアルサウンドの記事について文章を書くつもりもないんですけど、これにはアンサーを書かねばならない責任があるような気がしたんですよ。嫌嫌歌詞を見ながら文章を書いてます。だってこの人、秋元ビジネスの歌詞について「辛口批評」されてるんですよ。斬新でしょう?



◉『恋するフォーチュンクッキー』は、本当に恋しているか?(山口真木のアイドル辛口批評)
http://realsound.jp/2013/08/post-68.html
『歌謡曲がいつの間にかJ-POPと呼ばれるようになって、歌詞の存在意義は年月を経るごとに薄らいでいるように思う。今その中心に存在するのはAKB48だ。最新シングル「恋するフォーチュンクッキー」を聴いてみよう。華やかなストリングスはモータウン風。フィリーソウルを思わせるブラス・アレンジ。大仰でないサビメロは上品な印象。2012年12月に散開したガール・ポップ・ユニットTomato n' Pineの凝りまくったサウンドに比べればクオリティは劣るものの、粗製乱造のJ-POP界にあって、よく練り込まれた作品だと思える。それ以前に、かわいい女の子たちが元気に歌っているのが良い。元気でかわいい女の子を嫌いな人間はいない。AKB48はそれ自体が社会現象だが、グループ・アイドル・ブームのトリガーとしての功績は、いまさらながら、とてつもなく大きい。それにしても、だ。この曲を「物語性」という観点で聴くと、その歌詞はもはや「何も言ってない」のと同じだ。状況を描写する言葉は唯一「カフェテリア」だけで、風景が見えない。「ルックスに自信なくても前向きに。笑顔でいれば良いことあるかも」という低級な処世訓を演じているだけの5分弱。このフォーチュンクッキーは、まったく無根拠に「あなたとどこかで愛しあえる予感」がする程度で、全然恋なんかしてないのだ』


なんだか不自然な文章ですね。『恋するフォーチュンクッキー』の歌詞に「物語性」がないという指摘を中心に書かれています。でも、秋元ビジネスの曲をほとんど聴いてない私が一見しただけでも、歌詞の意図はすぐにわかりますよ。人気投票で新しくトップに立ったメンバーを物語の中心に据えただけの歌詞だって。「♪ いつだって可愛いコが 人気投票1位になる」って書いてあるじゃんね? 意図的に的外れな批評をしたとしか思えないんだけど・・・



別に『恋するフォーチュンクッキー』が悪い曲だとは思わないですけど、言葉の乗せ方がゆるゆるでわざわざ聴きたくなる感じもないんですよ。歌詞は相変わらず秋元康の企画書読まされてるようで気持ち悪いし。ほんと、歌詞を批評の対象にするなんて斬新だと思いますよ。でも、秋元以外の記事でどのような内容が書かれるか期待して待ってます。それでは最後に J-POP ディスコの名曲を。