ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

こういうライターがテレビをつまらなくする。

サッカー日本代表の欧州遠征に心底がっかりの私です。サイゾー記事なんかに反論書いてる気分ではないんですけど、まあ、頑張って『安堂ロイド』を擁護しますよ。そもそも比較される『半沢直樹』はそんなに素晴らしいドラマなのか? たかだか銀行内の出世争いでしょ? かなりスケール小さいですよ。半沢が憎む巨大な敵だったはずの男。その男が悪事を働いた理由が、奥さんの使い込みで借金まみれだったとかw これがリアルとか言われてもね? こっちも海外の銀行を舞台にしたドラマと比較して文章を書けばいいのにw 



◉初回視聴率19.2%マークするも…キムタク主演『安堂ロイド』は失敗確定!?(佐藤勇馬)
http://news.livedoor.com/article/detail/8159391/
『「あえてダサさを狙ったパロディと見る向きもありますが、プロデューサーの植田博樹氏は大真面目。同作は『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明氏と鶴巻和哉氏がコンセプト・設定に協力していますが、二人は植田氏が次々と繰り出すベタなアイデアに呆れ果てていたようです。キムタクの登場シーンについても、机の引き出しから出てくるというアイデアは植田氏の発案。庵野・鶴巻の両氏は『ドラえもんと違う見え方じゃないと…』と助言し、お笑いになってしまわないように釘を刺しました。結果、キムタクは引き出しの上に転送されるようなイメージになりましたが、本田翼演じる修理アンドロイドは引き出しから『呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!』と出てきましたからね…。これではロクな展開は期待できず、右肩下がりに視聴率が落ちるのは確実です」(芸能関係者)』


はい、サイゾーお得意の名無しコメント(芸能関係者)です。佐藤さんは責任逃れのためか自分の意見を書かない人なんですかね? 実在するのかはわかりませんが、このコメントに反論しておきます。TBSの植田プロデューサー偉いじゃないですか! ちゃんと SF に通じている専門家に協力をお願いしたんでしょ? これ絶対に必要なことでしょう。酷いアイデアを修正できるなら、それで OK ですよ。サイゾーなんて酷い文章にダメだししてくれる人がいないんだから。そして、次の名無しコメントは(テレビ誌ライター)。


『「どこかで見たようなベタなアイデアばかり出してくるプロデューサー、それを修正してSFとしての完成度を高めようとする庵野氏ら、恋愛重視で無難に数字を稼いでほしい制作側…バラバラの思惑が混在した状態で脚本家はオファーされており、今後どうなるかは未知数です。ただ、どうあがいても『半沢直樹』のようなヒットにはならないでしょうが…。とはいえ、ヒット確実の無難な脚本しか演じなかったキムタクが、これだけ突飛な作品に出ていることは興味深い。“斜め上”の作品としてなら、毎週見るだけの価値はあります」(テレビ誌ライター)』


「バラバラの思惑が混在した状態で脚本家はオファーされており」と名無しさんは言ってますが、第1話に関して言えば、うまく流れてたんじゃないですか? そして「“斜め上”の作品としてなら、毎週見るだけの価値はあります」とやたら上から語る名無し氏ww 佐藤さんも「次回の二話目からが本番」と書いており、第1話はサイゾーの書き手ですら合格点を出すドラマでした。「失敗確定」のタイトルは一体なんだったんでしょう?


日本はアニメを除いて、SF後進国でしょ? ドラマどころか映画でも SF の良作って最近ありましたか? 映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』のときも思いましたけど、海外の作品にいきなり追いつけるわけはないんですよ。やっぱりチャレンジを繰り返して、ノウハウを蓄積して行く必要があるはずです。派手なアクションを繰り広げたドラマ『安堂ロイド』の挑戦に拍手しない理由がわかりません。


そうだ・・・脚本で言えば、ドラマ『リーガルハイ2』の方が心配だったな。青酸カリを被告に売った男を、知ってたけど小物だから泳がせておいたって検事の岡田将生が言ってたでしょ? そんなわけないよね? あれはさすがにマズいと思ったな。古美門は相変わらず最高だったけど、恋愛要素を入れてみたりとか、脚本づくりでの苦戦を感じさせる第1話でした。