ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

私の音楽履歴書 70年代。

この前、職場の飲み会があり音楽好きの人たちと話をしました。そのとき自分の好きな音楽の話をしてみると、あれもこれもって感じで「一体なにが好きなんだよ?」って感じだったんです。それで私がこれまで好きになった音楽をリスト化し、考えてみることにしました。まずは70年代から。当時はテレビやラジオでいろんな曲を聴いていたので、その中から印象に残っているものを書いてみます。



◉ 1969年生まれる
◉ 1972年11月 アグネスチャン『ひなげしの花』でデビュー
◉ 1973年12月 フィンガー5恋のダイヤル6700』発売
◉ 1975年2月 キャンディーズ『年下の男の子』発売
◉ 1976年8月 ピンクレディーペッパー警部』でデビュー
◉ 1977年5月 沢田研二勝手にしやがれ』発売
◉ 1977年10月 榊原郁恵『アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた』発売
◉ 1978年6月 郷ひろみ『林檎殺人事件』発売
◉ 1978年6月 サザンオールスターズ『勝手にシンドバット』でデビュー
◉ 1979年8月 明石家さんま『Mr.アンダースロー』発売



最初に好きになったのはフィンガー5です。私だけでなく保育所のみんなも熱狂していました。最初に買ったレコードが フィンガー5恋のダイヤル6700』でした。これは現在の耳で聴いてもかっこよく、私の聴く音楽をある程度決定づけた曲と言っていいかもしれません。作詞:阿久悠、作曲&編曲:井上忠夫。井上さんは GS のブルコメ出身。ジャニーズ関係ではシブがき隊の楽曲でも活躍された方です。



ちなみにアグネスチャンを入れたのは、最初に好きになった女性アイドルだからです。『草原の輝き』が主題歌になっていたドラマを観ていた気がする。100万枚売れたのか。作詞:安井かずみ、作曲:平尾昌晃、編曲:馬飼野俊一です。かわいかったんですよ。だから、後に林真理子との「アグネス論争」が起きたときには心を痛めました。赤ちゃんをテレビ局に連れて来るアグネスが厳しく批判されたのです。まだ働く母親への理解がなかった時代の出来事でした。林真理子は AKB踊ったりするような奴ですからね! 



その他で女性アイドルと言うと、ホリプロスカウトキャラバンの第一回優勝者 榊原郁恵ですよね。このコンテストの上位に来る子は本当に魅力的な子が多いですよね。今活躍するアイドルよりずっときれいな子も多いです。それも榊原郁恵が成功したことでコンテストが軌道に乗ったからでしょう。『ピーターパン』で座長公演というのもジャニーズファンとしては見逃せません。



70年代の阿久悠さんは完全に別格ですよね。フィンガー5ピンクレディー沢田研二岩崎宏美などなど。阿久悠さんを中心に時代が動いていた感じがあります。もちろん、その裏ではフォーク系のミュージシャンを中心にテレビと距離を置いて活躍されてた方々がおられるわけですが。郷ひろみのこの曲も阿久さんの作詞です。



『林檎殺人事件』は、作詞:阿久悠、作曲&編曲:穂口雄右です。ストーリーテラーですよね。「♪ アダムとイヴが林檎を食べてから〜」のように阿久さんの歌詞から聖書の物語を知ることもありました。大学時代に70年代前半の郷ひろみ曲をたくさん聴きましたが、70年代後半の曲はリアルタイムで聴いていました。『洪水の前』『お化けのロック』『禁漁区』『ハリウッド・スキャンダル』などが好きでした。名前を知ったのは後ですが『マイレディー』で三原綱木さんが後ろでギターを弾き、高音でコーラスされていたのも印象的でした。


阿久悠の時代を象徴する曲がサザンオールスターズ『勝手にシンドバット』です。沢田研二勝手にしやがれ』とピンクレディー『渚のシンドバット』を足したタイトルです。皮肉が込められているか? ロックミュージシャンという立場を守りつつテレビに出演するため用意された曲かもしれません。この曲の「いま何時?」がちょっとした流行語になっていましたよね? 最初に聴いたのが『ザ・ベストテン』のスポットライトのコーナー。新宿ロフトからの生中継。まさか、自分がその会社で働くなんて思ってもみなかった頃のこと。


桑田さんで一番印象に残っているのは、これまたベストテンの中継で「現在、河口湖のスタジオに籠って作曲をされています」と言ってて、たしか「曲が出来ずにノイローゼ状態」って説明されたことww あれはびっくりしたわ。笑い事じゃないですよね。『いとしのエリー』がロングヒットしていたときだったかな? ONE OK ROCK の件でジャニーズとケンカ状態のアミューズですが、お前らなんて桑田さんがいなければ普通の芸能事務所なんだから。大事にしてあげろよ!



最後に明石家さんま江川問題阪神小林繁が来たときだよね。さんまさんは小林のモノマネが受けてました。家の近所に大阪ガスの展示場があって「♪ 頼れるエースはアンダースロー」と歌うCM曲が流れていました。あと、ニチイの屋上でさんまさんを観ました。当時はニチイという大型スーパーがあって、京都花月の出演の合間に吉本芸人の方々が営業でよく来られていたんです。屋上で『いくつもの夜を越えて』を歌われました。最初はレコードをかけて・・・今で言う「被せ」で歌われたんですよ。でも、レコードの歌にあわせることができずw 酷かった。SMAP の中居くんがヘタなのを笑いにしてるけど、そんなレベルじゃなく酷かったw 結局、レコードをとめてアカペラで歌われました。みんなが心配そうに見守る、もの凄く暖かな雰囲気のイベントでしたよw(つづく)