ハノイの日本人

アイドル、ジャニーズ、サッカーなど。

秋元康が支配する北朝鮮に生まれて。

私も秋元康のことばかり書いていたくないんですよ。Yahoo検索から人が来なくなるので。でも、アイドル史を修正してくる動きには確実にNOを突きつけて行くつもりです。そのためには秋元の現在の作品も聴かなければなりません。苦痛。ただただ苦痛。この陳腐な歌詞を誰が絶賛してるのか? あれ、でもこれなんか聴いたことあるな。歌詞はまんまだな。





ナチス風衣装「知らなかった、通用しない」高橋ヨシキ
http://www.asahi.com/articles/ASJCT65QFJCTULZU006.html
『アイドルの衣装について、ファンや周囲が「別にそのくらい構わないではないか」と言いたくなる気持ちは、僕も分からないではないです。しかし、ナチスの制服やシンボルの背後に横たわる、正視に耐えない歴史的事実については『知らない』と意思表示すること自体が問題視され得るということは、考慮に入れるべきです』


速水健朗さんが『「グループアイドルに制服を着せる」っていう大発明は、秋元康の功績』と言ってる記事がありました。これ間違いです。正しくはチェッカーズをプロデュースした秋山道男です。YMOとも関係してる人ですよね。「こんな男の子たちがうちの学校にいたらなあ」というコンセプトで売り出したグループだそうです。もちろん、学生服ではなくチェックの衣装でしたけどね。鎌田慧著『一億みんな芸能人』という本で、キャニオンレコードの吉田就彦ディレクターによって語られています。そして、そのレコード会社からおニャン子クラブもデビューしているのです。



◉制服フェチから軍服ナチへ、抑圧からの解放を求めた秋元康の「我が闘争」(速水健朗おぐらりゅうじ)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161202-00002400-cakes-soci
『速水:でも、そもそも「グループアイドルに制服を着せる」っていう大発明は、秋元康の功績なんだよ。
 おぐら:AKB48の原型であるおニャン子クラブも、制服アイドルのグループでした。
 速水:でも実は、おニャン子クラブが「セーラー服を脱がさないで」を全員が制服を着て歌って踊ってるのを見た記憶がない。(中略)制服であれを歌うと生々し過ぎたんじゃないかなあ。
 おぐら:制服って、日本の閉鎖的な学校教育を背景に考えると、どうしても抑圧と結びついちゃいますよね。「制服を脱ぎ捨てる」って、それこそ解放の象徴ですし。
 速水:そこが秋元康の表現の核だよね。三島由紀夫楯の会」にしても、暴走族の特攻服にしても、日本人のメンタリティには「集団で制服を着ること」への陶酔感がある。
 おぐら:サラリーマンのスーツ姿はドブネズミと言われていた時代もありましたが、スーツの場合、会社の駒だという抑圧と、立派な社会人だという陶酔が、微妙に混ざり合っている感じがします。
 速水:戦中だって国民服が制定されて、大多数というわけではなかったとはいえ、多くの日本人が着ていたわけだし。
 おぐら:そんな日本人の文化に根付いている「制服」を、エンターテイメントの世界に持ち込んだ秋元康は、やっぱり天才プロデューサーってことですか?
 速水:「抑圧」と「自由」、この対立概念を使って集団的なエンターテインメントを生み出すという部分が秋元康の功績であることは間違いないよね。だから制服フェチを突き詰めると、ナチスの親衛隊に行き着くというのも必然だったんじゃないかな。』



80年代の秋元康について悪く言うつもりはないんですけどね。おニャン子クラブは私も好きだったし。でも、それ以降については気持ち悪さしかないです。アイドルブーム継続の為に、必要悪として認めるべきだという意見もあるんでしょう。でも、そんなのはツバだ! おまけを用意しました。どうぞ。


◉問題1:首領様の悪口を言うとガス室に送られるそうです。あなたはどうする?
1.送る側になるべく頑張る 2.うっかり悪口を言ってガス室に送られる 3.サイレント・マジョリティー(黙って耐える)


◉問題2:首領様の喜び組があなたの街にきました。全員参加、あなたはどうする?
1.喜んで握手の列に並ぶ 2.悪口を言って仕事がなくなる 3.サイレントマジョリティー(黙って耐える)


◉問題3:首領様の喜び組が「♪ 女の子はどんなに勉強できても愛されなきゃ意味がない」と歌って海外から批判を浴びました。あなたはどうする?
1.可愛い子が好きなので応援する 2.批判して仕事がなくなる 3.サイレントマジョリティー(黙って耐える) 


◉問題4:中央テレビで今年最後の歌番組が放送されます。喜び組が総出演。あなたはどうする?
1.テレビから目が離せない 2.国境までK-POPを聴きに行く 3.サイレントマジョリティー(黙って耐える)


ちくしょう。問題1ですでに死んでるよ。