サッカーの前に。いろいろ観なきゃいけないニュースも多い。専門家の方々はウクライナ情勢は長期化すると予測されているようです。一旦はロシアが勝ったとしても、ゲリラ戦などで長期化する。きついな。あと、今回のことでアメリカとEUの関係が変化するのが一番後々の影響が大きいかもしれない。中国の話も。一番下に株式市場の記事も置いとく。お金の動きが書かれてる。
まいった。また磐田に大量得点される試合を観てしまった。でもこの試合は後々まで語られる試合です。それを観れてよかったかもね？
前半40分に京都サンガのGK上福元選手が一発レッドで退場になりました。このレッドが出るまでに VAR があったり、審判が映像を確認するオン・フィールド・レビューがあったりしたので、公式には45分にレッドが出ています。これが試合の結果を分けた一番大きな要因であることは間違いありません。京都は後半も含めて、一人少ないメンバーで戦うことになったからです。ゲームは壊れました。なぜこんなことになったのか？ 前節のセレッソ戦に遡ります。
引き分けたとは言え、ほとんど負け試合。無数のセレッソ決定機をGK上福元選手が止めまくりました。サポーターを中心に「神福元」と呼ばれます。今日の試合でも彼の活躍に期待するファンは多かったのです。しかし、前半20分くらい？ 上福元選手がハーフウェイラインまで上がり、ヘディングで相手ボールをクリアしたシーンがありました。嫌な予感がしたんです。センターバックのメンデス選手がそばにいましたし、任せてよかったはず。解説の那須さんは優しいから、上福元選手すごいと言ってました。それは本心で言ってたのかな？
実際、そこまで上福元選手が上がったことでゴールはがら空き。相手に渡ったボールは前線に運ばれます。カヴァーに入るために全速力で戻ったアピアタウィア選手は相手と接触し、怪我をしそうになりました。上福元選手がファンの期待に応えて「神福元」になろうとしてる、そう観えたのです。そして、試合は進み、前半34分。京都がチャンスを迎えます。右サイドで人数をかけた攻撃が実り、松田選手から中央のバイタルエリアにいた荻原選手にパスが渡ります。相手に寄せられるのですが、それを剥がし、荻原選手が鋭いシュートを撃ちます。しかし、相手GKのファインセーブでゴールはなりませんでした。でも素晴らしい攻撃だった。
しかし、そのボールを繋げ、磐田は前線に運びます。京都の人数はいたのですが、みな寄せが甘かった。少し気が緩んだのか？ 最後は大津選手のスーパーゴールが決まります。映像で観てください。美しいです。そうなんです、このゴールが上福元選手の一発レッドにつながるのです。誤解のないように言いますが、そのゴールに上福元選手が触れることは無理です。ノーチャンス。ですが、自分がチームを救わないといけない。そう思ったのではなかったでしょうか？ 数分後に起こった杉本選手との接触は、冷静な判断には観えませんでした。
まあ、仕方ない。曹貴裁監督も言うように、アグレッシヴに前に行くチームなんです。しかし、それでも問題はあるはず。私は GK上福元、センターバックの二人、メンデス、アピアタウィア選手のコミュニケーションが不足してるのではないか？ センターバックに任せるべきところは任せろと、はっきり言える関係にまだなっていない気がします。
曹監督は一人減った後も、攻撃の姿勢を崩しませんでした。ウタカ選手ではなく豊川選手を下げて、GK若原選手を起用します。後半何分だっけ？ 若原選手がペナルティエリアを飛び出して、相手がボールに触れる前にヘッドでクリアしたシーンがありました。あれはファインプレイです。しかし、みんな上福元選手の退場が頭をよぎり、拍手するファンはいませんでした。若原選手は気が弱いのか強いのかわからないw
私としては豊川選手ではなくウタカ選手を下げて欲しかった。一人少ない上にウタカ選手では、前からのプレスは諦めて、４−４のブロックを敷いても、スカスカでした。後半、磐田の選手がブロックの前まで出てこずに、フリーでパスできる位置から、精度の高いボールを前線に供給。正直、もうこの試合を終わってくれって感じ。ウタカ選手は技術力が高く、この試合のように得点もしてくれますが、それ以上に押し込まれる結果にもなったはず。押し込まれているので、ウタカ選手のサポートをする選手もいませんでした。
後半のスタートから麻田選手を入れて３バックにし、３−４−２。カウンターに徹すると言うのはなかったでしょうか？ まだまだ戦えたと思うのですが。まあこんな日もある。次は土曜日のアウェイ湘南戦です。激しい試合になりそうですね。でもGK若原選手にとってはチャンスだよね！ ビルドアップとロングキックの使い分け、研究しといてくれよ。
